長期研修生からのニューイヤーレター(その5 オーストラリア)

掲載日:2020年01月17日

Happy New Year!

オーストラリアに最初に来た移民はカトリック教徒が多かったため、クリスマスの慣習はヨーロッパの国々と似ているところが多く、クリスマスになると家族が集まって一緒に食事をします。クリスマスの伝統料理もヨーロッパに似ているのか七面鳥を食べます。逆に少し違うところはオーストラリア人のクリスマスパーティーは無礼講であり、マナーは基本的にないようです。オーストラリア人にとって、クリスマスは家族と世間話を喋ったり、お酒を飲んだりする楽しい時間です。しかしながら、オーストラリアに住んでいる民族は多様であり、違う形で祝う、また何もしない人もいます。最も特別なのはサンタクロースかもしれません。日本と気候が逆のオーストラリアですからオーストラリアのサンタクロースは夏を気にせず冬服を着ています。

オーストラリアの大晦日の雰囲気はクリスマスとあまり変わりませんが、家族が一緒に集まるではなく友達と一緒に祝っています。また様々なところで花火大会があるので、半日前から場所取りをする人もたくさんいます。

長期研修はすでに四ヶ月が経ちました。オーストラリアの文化は私達にとって新しい体験です。日本では忙しい生活を送ってきましたが、こちらの生活は日本と正反対であり、皆がゆっくり暮らしています。生活は仕事と勉強だけがすべてではなく、生き方が様々あることに気が付きました。

オーストラリアの気候からも様々なことを学びました。異常な気候で降雨量が少なく、山火事が多発しています。ほぼ水が流れていない滝を見るたびに気候の影響の大きさを痛感しました。干ばつの影響で農業と畜産業が影響を受け、農産品の価格も上昇する一方です。長期研修のお掛けで、環境問題を重視するようになりました。また、私のホストファミリーは料理と運動が得意です。彼らのお掛けで、健康的な生活の大事さを知りました。今後は生活スキルを身に付けたいと思います。

残りの生活は勉強に専念したいと考えています。この四ヶ月間は様々なことで英語の勉強に集中できませんでしたが、残りの期間は英語力の向上を最優先にと考えています。また、様々な博物館を巡りオーストラリアの歴史や政治について学びたいと考えています。また英語を通じてオーストラリアのみならず、世界の国々のことについても深く勉強したいと思います。

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クリスマスのひとこま

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シドニーの景色

八王子国際課