長期研修生からのニューイヤーレター(その7 アメリカ)

掲載日:2020年01月22日

Happy New Year!

現地におけるクリスマス、年末年始、お正月の一般的な過ごし方

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生木のクリスマスツリー

アメリカではクリスマスは1年の中で一番大きく、大切な家族のイベントになります。日本では恋人のイベントという色が強いですよね。11月からだんだんと町がクリスマスに染まっていきます。12月になるとクリスマスツリーを飾ったり、雪の結晶を紙で作ったりします。私が現在いるエレンズバーグは自然に囲まれていることから、本物のもみの木を買ったり、実際に自分で気に入った木を切りに行く人もいます。日本ではほとんどが人工のクリスマスツリーなので、初めてその話を聞いて、実際に見た時は驚きました。とても素敵でした。そしてクリスマスツリーの下にクリスマス当日に開けるプレゼントを置いてきます。11月の第四木曜日にThanks Givingというイベントがあり、その次の日の金曜日の早朝からBlack Fridayという年に一度の大セールが行われます。この時に、クリスマスプレゼントを用意する方も多いみたいです。そしてクリスマス当日はプレゼントを開封して、ゲームをしたり、映画を見たりと家族によって過ごし方は様々なようです。クリスマスの料理はThanks Givingとさほど変わりなく、ターキーを食べる家庭が多いようです。また、ジンジャーブレッドクッキーにアイシングをして楽しむ習慣もあります。年末年始は日本ほど大きく盛り上がる印象はなかったです。日付が変わった時に花火があちこちで上がっていました。(その瞬間は残念なことに霧が濃くてあまり花火は綺麗に見られませんでした。)ただ、1月1日は祝日で、お店はほとんど閉まっていました。これといって日本のように特別なことをする習慣はないようです。それ以外の年末年始はいたって普通の日常でした。

研修生活の振り返り

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シアトルの町並み

私達がCWUに到着して3ヶ月以上経過しました。Fall Quarterを振り返ってみると色々なことがありました。到着してまもなくは新しい環境であまり英語が通じず、かなり苦労したことを覚えています。それでも私の寮生たちは私を仲間はずれにするのではなく、いつも話しかけてくれました。様々なイベントにも積極的に参加し、国籍問わずたくさんの友人を作ることができました。そのおかげで積極的に発言できるようになり、授業内でも恥ずかしがらずに意見を述べられるようになったと思います。結果として私の英語力は様々な分野において向上することができました。それではここまで過ごした中での思い出をいくつか紹介しようと思います。 1つ目にSeattle Tripです。大学がバスをチャーターしてくれて学生たちは格安でSeattleを一日観光できました。私はシンボルでもあるSpace Needleに登りました。Seattleは雨が多くあまり晴れの日が少ないのですが、この日は運良く街を一望することができました。 2つ目にHalloweenです。アメリカのHalloweenは多くに人が仮装していて先生も仮装していて、私も仮装して授業に参加しました。授業後にはパーティーがありみんなでゲームなどを楽しみました。 3つ目にThanksgivingです。この時は友人に家に招待してもらいました。伝統的な食事をいただき友人の家族や親戚とも話すことができました。 この他にも様々な経験をイベントがあり、毎日がとても充実しています。本当にCWUに留学してよかったと思っています。残り約3ヶ月も全力で悔いの残らない留学生活にします。

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大学でハロウィン・パーティー

残りの研修期間の抱負

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友人宅での集合写真

留学生活も折り返しになりました。この3ヶ月間あっという間でしたが、毎日どこかに学びや新しい発見のある充実した生活を送ってこれたと思います。これまでの留学生活の中で一番向上したのはリスニング力だと思います。成長を実感したときはとても嬉しかったですが、毎日英語を耳にする環境で暮らしている中で当たり前のことです。残りの研修期間では、自分の弱点であるコミュニケーション能力の向上に向けて積極的な会話はもちろん、失敗を恐れない気持ちを大切にしていきたいです。また、授業や海外生活にも慣れて余裕が出てきた今、授業で出される課題だけでなくTOEICの勉強や自主的な学習にも力を入れて取り組んでいこうと思います。「積極的に現地の人と交流し英語力を向上させ、価値のある残りの留学生活にしたい。」「様々な人と関わりながら、英語力はもちろん、新しい考え方とか価値観、文化的なことなどを吸収していきたい。」といった各々が持つ目標に向かって留学メンバー3人でよき仲間、ライバルとしてお互いを高め合いつつ協力し合って頑張りたいです。

まとめ

もし留学しようか迷っている人がいたら、ぜひ挑戦してほしいです。半年間という短い期間ですがとても貴重な経験です。実際に生活することで見えてくる文化や英語の使い方への疑問や発見があります。疑問に思ったことなどを質問して生の声で回答を聞くことができるのも一つの面白さです。そして、イベントが沢山あるためとても有意義な大学生活を送っています。週5で同じ科目を同じ先生に教えてもらえるので、先生と生徒の距離が近く、とても素敵な先生ばかりなので安心です。海外の文化や生活への興味、英語力を伸ばしたいという目標に向かって一緒に頑張りましょう。

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ジンッジャーブレッドクッキーを作る様子

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ジンジャーブレッドクッキー

八王子国際課