[考える漢字の会@拓殖大学2020]で別科教員と元言語教育科学生の招待講演が行われました

掲載日:2020年03月02日

2020年2月22日(土)、拓殖大学にて「考える漢字の会」が開催されました。そこで、セミナーの講師として、別科講師である伊藤江美先生と、元言語教育研究科の学生であるシヌーシ・イマーン・タハさんが招かれ、別科日本語教育課程で実践されている漢字の指導法についての発表が行われました。

招待講演

シヌーシ・イマーン・タハさん(元拓殖大学言語教育研究科博士後期課程学生)
「非漢字圏学習者のための漢字認識およびライティング指導法『Kanji in 6&4』とは」

伊藤江美先生(別科非常勤講師)
「拓殖大学別科日本語教育課程『入門漢字』におけるKanji in 6&4の実践報告 --語彙先習の『ことばで覚えるやさしい漢字ワーク』との組み合わせ--」 

当日は、開催も危ぶまれましたが、約70名の参加者を迎え、盛況で大変活発な会となりました。「Kanji in 6&4」は、タハさんが本学で小林孝郎先生のご指導のもと研究し開発した画期的な漢字字形の学習法です。最初にタハさんがそのシステムの特徴を解説した後、伊藤先生から別科における実践についての具体的なお話がありました。参加者の方々からは、「衝撃的」「目から鱗の指導法で、実践してみたい」など非常に好評で、次回の講習会を希望する声も多数ありました。

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発表中のシヌーシ・イマーン・タハさん

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発表中の伊藤江美先生