オンラインによる海外雄飛の集いを開催

掲載日:2020年12月08日

125日、海外で活躍している卒業生に登場いただく海外雄飛の集いを、Zoomによるオンライン形式にて行いました。海外雄飛の集いとは、在学中や卒業後、外務省の在外公館派遣員制度やJICAの青年海外協力隊員制度などを利用して、若くして海外駐在活動経験を持つ卒業生の集まりで、本学には両制度を経験したOBOGが、約100名居ます。卒業生のこれらの海外活動での経験内容を在学生に伝えようと、交流会という形で、2012年より毎年開催しておりますが、今年は初めてオンラインでの開催となりました。

今回は、2006年卒業の森長史人さんと2017年卒業の鈴木舞香さんで、お二人とも国際学部出身です。森長さんは、民間企業でアフリカ駐在を経験されたあと、イギリスで修士号を取得後、NGOでザンビアに3年駐在し、現在国連WFP(World Food Programme/世界食糧計画)ミャンマー事務所に勤務されています。鈴木さんは、卒業後青年海外協力隊員として、ザンビアでの農業指導に従事され、昨年帰国されました。
お二人は、在学中から海外への関心が高くサークルやゼミで活動されました。何事にも興味関心を持ち、そのときにできることをなんでもやってみようという積極性をお持ちでした。当日のお話では、海外での経験を通して、人との出会いやコミュニケーションの大切さを知り、その縁を大事にしてきたとのお二人の共通項がありました。また、社会に出てからも、つねに学びの精神を持って、語学や専門性を磨き続けているとの発言も学生に届いたものと思います。
当日は、約40名の学生がこの海外雄飛の集いに参加してくれましたが、海外雄飛の集いに先立ち、オンラインにて長期研修・交換留学事前説明会と、春季に参加できるオンライン語学研修などのプログラム紹介も同時に行われました。

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オンライン開催時に森長史人さんのアフリカ勤務時代の写真を共有中。右側最下段画面が鈴木舞香さん