TUSAP海外留学プログラム代替オンライン講座が修了し、事後研修を行いました | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

TUSAP海外留学プログラム代替オンライン講座が修了し、事後研修を行いました

掲載日:2022年02月03日

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今般のコロナ禍の影響により、本学のTUSAP海外留学プログラムは、思うように実施できませんでした。それぞれ留学を希望して準備を進めていた、長期研修及び交換留学の派遣予定学生に対して、実現できなかった実際の留学に代わる措置として、希望する学生に現地提携校の協力の下、現地講義をオンラインで提供し留学に代わる経験をしてもらう趣旨で、今年度9月より代替オンライン講座を実施しました。

実施された研修は、英語圏のカナダ・ランガラカレッジと米国・セントラルワシントン大学、中国語圏は中国・北方工業大学、スペイン語圏はスペイン・サラマンカ大学、更に韓国語は韓国・大邱大学校と、合わせて5提携校の協力を得て56名の学生が受講しました。

講座は、それぞれの語学スキルアップが目的でしたが、現地の文化理解や現地学生との交流など、オンラインで多くの制約がある中、動画や写真も駆使し展開されました。

一部の講座の最終日となった129日は、9月の開講前に実施した全体でのオンライン事前研修を受ける形で、ブレイクアウトルームを活用したオンラインでの研修先毎のグループによる振り返りがメインとなる事後研修が行われました。研修した言語を駆使しての討議を試み、それぞれの内容発表も行われました。授業での印象深いフレーズの紹介などもあり、5ヶ月間に及ぶ講座の総括がなされました。

参加学生には、講座の成績とともに、それぞれの提携校が発行する修了証が渡されます。

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受講学生からのコメント(抜粋)

  • これから私は4年生になり、就職活動と卒業研究を行います。就職活動では、研修で培った英語でのコミュニケーションスキルや傾聴力を生かしていきたいと思います。コロナ禍でも新しいことに挑戦できたのはとても良い経験になりました。卒業研究では「海外から見た日本」をテーマにしているゼミナールに所属しているので、オンライン研修で学んだカナダの文化などを生かせればと思います。この研修に参加したことによってカナダで学びたい気持ちが高まりました。4年生になり機会があれば短期でもいいので留学をしてみたいです。
  • 私は、3年時にカナダのランガラカレッジに行く予定でしたが、コロナウイルスの影響で中止になってしまい、今回の代替オンライン研修に参加させていただきました。長期留学に行くことが大学在学中の一つの目標であり、留学中止の知らせを聞いたときはとても悔しい思いをし、英語学習のモチベーションが落ちました。ですが、やっぱり英語を勉強したいという強い思いがあっため、貯めていた留学費をオンライン英会話費用に充てるなど、日本でできることを最大限考え英語学習に励んだことで、就職活動でも自分の英語力をアピールでき、第一志望の企業から内定を頂くことができました。環境を理由にするのではなく、今自分に何ができるか、どう自分の時間を使えるかなど内的要因に目を向けることが大切だと思いました。今回の研修では、自分の英語力の成長を実感することができたため、とても自信になりました。ですが同時に、自分の英語力をもっと向上させたい、もっと勉強したいという思いが強まったため、これからも英語学習を続けたいと思います。社会人になったら、今よりももっと英語を使う機会が増え、自分よりも英語が堪能な方がたくさんいると思うので現状に満足することなく向上心を持ち続けたいと思いました。
  • オンラインで会話がしづらい中、自分の意見を遠慮せずに言う力を身につけました。この力を社会に出てからも発揮し、自分の意見をアウトプットし続けようと思います。また、拙いスペイン語であることを恥ずかしがることなく、知っている単語で精一杯伝えることで新たな学びにもつながることをしりました。なので、友人ともスペイン語で会話しみようと思いました。恥ずかしいで終わりにせず、話し続けることが大切だと意識し、日常の中でもスペイン語の練習をしようと思います。
  • オンラインでのプログラムとなると受動的な取り組みが多くなりそうだと感じるが、今回のランガラカレッジでのプログラムではプレゼンやディスカッションなどのスピーキングの場が多く設けられており能動的な学習をすることができた部分は良かったと感じる。同時にリスニングなど幅広く学べた点も良かった。

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