別科教育研究:『ブラッシュアップ講座:多読のすすめ』を開催しました

掲載日:2022年03月31日

別科の日本語教育の特色の一つである「多読授業」は、学習者の嗜好やレベルに合った読み物を多量に楽しむインプット活動とアウトプット活動を繰り返すことで、日本語の実践的な総合力をより速く伸ばすことを目的とした授業です。

画像

3月12日、別科の日本語教育の特色の一つである「多読授業」の勉強会が開かれ、13名の日本語科目担当の先生方が参加しました。講師は日本語多読の専門家である、NPO多言語多読の先生方3名です。まず粟野真紀子理事長が日本語多読全般について講義をされ、片山智子先生が大学における日本語多読授業の進め方の工夫やポイントについて話してくださいました。その後、別科の先生方からのたくさん質問に、作田奈苗先生を含め、3人の講師の先生方がそれぞれにお答えくださり、熱心な質疑応答が行われました。

講座後、参加された先生方からは「日本語多読についての理解が深まった」「学習者それぞれをしっかり把握する多読は素晴らしい実践だと改めて思った」などの感想が寄せられました。

4月から別科の全クラスの読解授業で始まる多読授業で、学生たちが成長していく過程を見るのがとても楽しみです。