〔国際部海外留学便り〕韓国 交換留学生 その1

掲載日:2022年11月07日

今年の夏より韓国のソウルや大邱で交換留学をする学生達に、今回は普段から気を付けていること、注意していることについて話しを聞きました。

*韓国に滞在し、常日頃から注意していること、また自身の危機管理はどの様ですか?  

路線バス乗車時に乗客が座るのを待ってはくれないようですし、横断歩道を渡っている時、バイクが通過していくことも日常茶飯事のようです。現地の方からも「自分の身は自分で守ること」と言われましたが、本当にその通りだと感じました。ここでの生活を通して日本にいたときよりも危機管理の意識は強くなったと思います。

宿舎では戸締まりに気を付けるようになりました。また、私は日本にいる時から一人暮らしをしていたのですが、その時よりもこまめに両親と連絡を取るようになりました。距離的にはそれほど遠くない韓国ですが、やはり異国の地で日本との違いも多く心配してくれているので、生存確認程度の内容ですが連絡をするようにしています。

日本での生活に近いと感じるので、以前とそれほど変化はありませんが、言葉が流暢に伝わらないので、少しでも怪しさを感じる場所や人には、今まで以上に気を付けて、特に1人でいる時は近づかないよう心掛けています。

最近の事故や事件は日本で報道されている通りですが、それ以外に、最近韓国で珍しく規模の大きい地震が発生しました。韓国も安定大陸のひとつと聞いていたので地震の心配をしていませんでしたが、万一のことを想定して行動することが大切だと思いました。

治安は特別悪いとは感じません、日本とそれほど変わらないと思いますので、こちらでもカバンを置いたまま席を離れることは良くあるようです。(但し、念のため僕は持ち歩いています。)

日本でも車に注意したり持ち物を確認したりと基本的な事は行ってきたので、こちらへ来て変わったところはあまりありません。但し、韓国では車の速度が早く横断歩道に立っていても止まってくれない事が多く感じるので、以前より慎重に横断するようになった気がします。

常日頃から注意していることはクレジットカードです。韓国ではほとんどの決済をクレジットカードで済ませるので日本でクレジットカードの習慣が付いていないと機械に差したまま取り忘れてしまうことがあります。また家族とは毎日連絡を取っています。自分の気持ち的にも落ち着きますし、家族も安心すると思います。

韓国では、支払い時にクレジットカードを使うことが一般的で僕も利用していますが、留学したばかりの頃は何度かカードを取り忘れてしまいました。(無事見つかりました。) それから現在では財布の中を何度も確認するようにしています。

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現在、韓国には交換学生に加え個人留学をしている学生もいます。
引き続き健康や安全に留意し全員が学業に努めています。

主な韓国の提携校

【慶熙大学校】
1949年創立、幼稚園から大学院まで総合教育体系を備えた名門私立大学

慶熙大学校

【大邱大学校】
1956年に創立した韓国社会事業学校から始まり、1981年に総合大学に昇格

大邱大学校