〔国際部海外留学便り〕 ニューイヤーレター アメリカ
掲載日:2023年01月17日
本年夏より本学海外留学制度を利用しアメリカ・セントラルワシントン大学で長期研修をする学生から、新年の報告が届きましたので紹介します。
Happy new year!!
授業について
大学では12月の初週で通常授業が終了し、テスト勉強をするための休日が設けられた後に、通常とは違う日程で期末テストが行われました。テストはPCで受けたり、インタビュー形式で受けたり、筆記だったりと、授業によって様々でした。2時間回答時間が与えられたライティングの筆記テストでは、1時間を経過したところで先生がみんなにチョコレートを配ってくれました。お菓子を食べながらテストを受けるのはとても変な感じがしましたが、このように自由なところが大好きです。
私たちは、全ての宿題や小テスト、プレゼンテーションなどの評価を随時Canvasというアプリケーションで確認することが出来ます。先生方は直ぐに採点やフィードバックをしてくれるので、Canvasを通してメールで質問をしたり、自分の間違いを振り返ったりします。成績に直結するこれまでの自分の総合評価を確認することもでき、ここでの授業では欠かせないツールです。Canvasを活用したこまめな成績評価や先生に質問をしやすい環境が、私たちの授業へのモチベーションをより向上させています。
次のWinter quarterは、授業内容や時間割が少し変わります。あと3ヶ月全力で学んで力をつけたいです。
(国際学部 国際学科 2年 荒木 有柚)

課外活動
課外活動は、ボランティアやクラブ活動に参加することができます。私は、エレンズバーグのダウンタウンで行われたBuskers in the burgという子供たちと一緒に遊ぶボランティアに参加しました。斧を的に当てるゲームの担当になり、子供達が投げた斧を回収して次の番の子に渡したり、的に斧が当たるように応援したりしました。子供達とコミュニケーションを取ることができて、とても良い経験になりました。学内では様々なボランティアに参加することができ、学内でのボランティアはもちろん、ダウンタウンで行われるイベントのボランティアもあります。クラブ活動は、テニス、ダンス、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどの運動系のクラブをはじめ、様々な国のコミュニティーのクラブや、日本アニメのクラブなどユニークなものもあります。私は、グローバルアンバサダーというクラブに参加しています。週に1回ミーティングがあり、みんなでゲームや話し合いをします。現地の学生と話すことができて英語の成長にも繋がりますし、友達もたくさん作ることができるのでとても良い機会だと思います。クラブが主催する学内イベントも多く、毎週様々なイベントが開催されています。グローバルアンバサダーでは、スモアクッキーを作って食べるイベントの開催や、ウクライナへの支援活動などを行なっていました。どのクラブも気軽に参加することができ、参加すると歓迎してくれるので色々なクラブに参加する人が多いです。
(商学部 国際ビジネス学科 3年 杉山 歌音)
クリスマス

アメリカのクリスマスはThanksgivingが終わる11月25日から始まります。クリスマス休暇は12月20日前後から1月1日頃までが一般的ですが、多くの場所ではThanksgiving Dayが終わったと同時にクリスマスツリーの点灯式があり、イルミネーションが始まります。人々はThanksgiving のセールでクリスマスの準備を始めます。街はクリスマス一色になり、街中だけでなく家もハロウィーン同様にデコレーションされます。クリスマスといえばクリスマスプレゼントが子供達の1番の楽しみですが、アメリカでは日本のように子供が欲しいプレゼントを1個あげるのではなく、何個もプレゼントを買ってきてツリーの下に沢山プレゼントを置いて12月25日の朝にプレゼントの開封を行う家庭がほとんどです。 私は実際にアメリカの家庭でクリスマスを祝う事は出来なかったのですが、サンフランシスコでクリスマスを迎えることができました。日本の様に街はクリスマスを祝うために人々が集まり賑わっていると思いきや殆どのお店が閉まっていました。クリスマスはアメリカでは家族集まって過ごすものだという文化があるのだと感じました。代わりに26日に多くのクリスマスイベントがあったり、クリスマスセールがあったりして街中が賑わっていました。
冬休み中寮に居た人たちは、私達に講義を行なってくださっているマット先生の自宅にお邪魔してクリスマスパーティーをしていました。皆でゲームをしたりターキーやアップルパイなどを食べたりしてアメリカのクリスマス文化を経験することができました。
(国際学部 国際学科 3年 大城 海慈)
アメリカの年越し
年越しカウントダウンのイベントがシアトルで開催されるという事で、年越しの瞬間をシアトルのランドマークであるスペースニードルの下で迎えました!!!この日スペースニードルは夕方からライトアップされ、年越しのカウントダウンに合わせて沢山の花火が上がりました。年越しの瞬間は10秒からカウントダウンが始まり、0秒になるとHappy New Year!と叫ぶ形でした。年越しの瞬間は意外に騒いだりする人はいなく、一緒に来ている人とハグをしたりする人が多かったです。日本は年越しそのものを祝っている感じですが、アメリカは大切な人と年越しの時間を一緒に過ごせている事を祝っている人が多いと感じました。アメリカで年を越せるとは1年前の自分は想像もしていなかったので、とても嬉しかったです。
(外国語学部 英米語学科 3年 安倍 幸星)


これからについて
我々がCWUに到着してから3カ月が過ぎました。こちらの生活にもだいぶ慣れ、各々留学生活を楽しみながら、日々勉強しています。私はこれまで積極的に英語を使うために、授業中の積極的な発言やイベントの参加、ルームメイトとの交流などに取り組んできました。その結果、リスニング、コミュニケーション能力の向上だけでなく、アメリカの文化についてよく理解できました。また、アメリカには様々な国の移民の方々がいるので、アメリカ以外の国の人と関わる機会も多く、アメリカ以外の国の文化についても知ることができました。
さて、これからについてですが、私は、学校の勉強以外ではリスニングとスピーキング能力の上達に、学校の勉強ではリーディング上達に力を入れようと思っています。これまでの留学生活で、英語を聞き取ることや話すことにある程度慣れてきました。しかし、英語は話す人によって使う単語やスピードが違うので、人によっては何を言っているのかわからない場合があります。わからないときは、スラングや慣用句が使われていることや、日本とは違う表現をされていることが多いです。したがって、これからは特定の人だけではなく、様々な人と話す機会を増やそうと思います。具体的には、CWUにはたくさんのイベントやボランティア活動があるので、それらに参加し積極的にいろいろな人と話せる機会を作ろうと思います。また、英語を英語のまま理解できるようにもしたい。言葉によっては、まだ日本語に翻訳しているので、理解のスピードが遅いことがあります。英語は日本語に比べ話すスピードが速いので日本語に翻訳していると、会話についていけなくなります。したがって、そのために単語を調べるときも日本語で調べるのではなく、英英辞典を使って、英語のまま理解するようにしようと思います。スピーキングについては、ゆっくりと日常会話程度なら話せるようになってきましたが、日本語の直訳や単語のニュアンスなどの違いでうまく伝えられない事があります。また、英文を考えたりして、途切れ途切れに話したりするとうまく伝わらないことがあります。直訳については、失敗して英語での表現を学んでいこうと思います。ニュアンスについては、同じような意味の単語を見つけたらそれらの意味の違いを調べて、そのあとに実際に会話で使って練習していこと思う。途切れ途切れになってしまうことについては、動画で話している人のまねをしたり、本や教科書をネイティブの人と同じような区切りで読んで改善しようと思っています。
リーディングについては、スキルやコツなどを前期に教わり、留学前に比べるとよくなってきている。しかし、アカデミックの文章なので、単語や内容が難しいので理解が難しいことがあります。また、文量がとても多く内容を忘れてしまうこともあります。単語は出てくるたびに覚えようと思います。内容の理解や文量に関しては、読み慣れることで解決すると思うので、多くの文章に触れて、改善していこうと思います。
残りの留学生活は3カ月で時間に限りがあるので、しっかり計画して、自分の目標が達成できるように努力していこうと思います。
(商学部 国際ビジネス学科 3年 石川 修平)
まとめ
アメリカに到着してから、それぞれが自分なりに行動し、アメリカの文化に触れたり、現地の学生と交流を深めたりしています。上記にもあるように、旅行に行って様々な景色を見てきた人、クラブ活動等を通して交流を深めている人など様々な人がいて、留学期間をどう過ごすかは自分の行動次第です。もし留学に迷っている人がいたら、ぜひ参加してみてください。私も留学が決まるぎりぎりまで行くことを迷っていましたが、こちらに来てから留学したことを後悔したことはありません。CWUでは学習面でのサポートはもちろんのこと、生活面でも親身に相談に乗ってくださる先生方とフレンドリーな友人たちと充実した生活を送ることができます。ぜひ、自分の持つ目標に向かって一緒に頑張っていきましょう!
(政経学部 経済学科 3年 伊藤 佳乃子)

Welcome Party

Wendell Hill寮前の風景