〔国際部海外留学便り〕 ニューイヤーレター スペイン
掲載日:2023年01月19日
本年夏より本学海外留学制度を利用しスペイン・サラマンカ大学で長期研修をする学生から、新年の報告が届きましたので紹介します。
¡Feliz Año Nuevo!
現地のクリスマスや正月の街の様子、及びどのように過ごしたか
クリスマスはグラナダという場所で過ごしました。街や道路はクリスマスの飾り付けがされておりとても綺麗になっていました。基本、スペインにはトゥロンなどのいうクリスマスのお菓子がありますが、今回は食べませんでした。スペインのグラナダにあるサクラモンテ地区はフラメンコ発祥の地であり、フラメンコの聖地とも呼ばれております。クリスマスはそんな特別な場所でフラメンコを見て過ごしました。本場のフラメンコ、動き一つ一つが迫力満点で、まさに魂が震える、心踊る踊りでした。


お正月はバルセロナで過ごしました。バルセロナは地図でみるとサラマンカからかなり離れており、移動が大変でした。バレンシアにはPlaza de España(プラサ・デ・エスパーニャ)といいう広場があり、そこでカウントダウンが行われています。僕もそこにカウントダウンをしに訪れました。スペインでは、カウントダウンのとき、鐘の音に合わせてブドウを一つずつ食べるという文化があります。僕もお店へ行き、ブドウを買いました、しかし、人の数があまりに凄まじく、食べることができませんでした。結果、帰りながら道中で食べました(笑)
(スペイン語学科3年 星野 睦貴)
これまでの授業、生活、課外活動等について
文法の授業では接続詞、願望の表現、接続詞、関係代名詞などの日本の大学で学んだ文法をより詳しく、練習問題などもやりながら勉強してきました。また、conversaciónの授業は、レストラン、病院、部屋を借りるとき、食事に誘う時、簡単な挨拶などのフレーズや文法を確認しながら、覚えて練習し合いました。Oralesの授業では、スペイン語のことわざや、動物や物に置き換えた言い回しなどを学び、体験談をクラスのみんなで共有する授業をしました。
生活面は、寮生で週末は一緒に街に出たり、クラスメイトとご飯を食べたり、旅行に行ったりしました。また、授業のプレゼンテーションの発表の準備をしたりしました。
課外活動は時にありませんでしたが、授業の一環で、期間限定のVRで見るオーケストラの体験イベントに参加しました。
(スペイン語学科3年 片山 音羽)
残りの研修の抱負
最初は意外と長いなと思っていた6ヶ月がもう残り2ヶ月を切ってしまいました。正直、スペインに来てから時間の感覚が倍になってる気がします。刺激的でとても充実した毎日を送る一方で沢山の事に向き合い悩む毎日でもありました。しかし、以前よりは確実にスペイン語を身につけることが面白くモチベーションが高い時期におり、自分のスペイン語が通じて詰まる事なく流れるようなコミュニケーションが少しずつ出来てきている今は最高に楽しい状態です。これは私にとってとても自信になっています。残りの2ヶ月は確実にあっという間に過ぎ去ってしまいます。新しい一年を迎えた区切りが良い今に改めて無駄にしている時間がないかを見直し自分が触れる全てのスペイン語を物にするという意識で残りの2カ月を過ごしたいです。そのためにはアクションを起こし続け、後悔しない選択をする必要があると思います。1日、1日を絶対無駄にしないことを肝に銘じて残りを過ごします。
(スペイン語学科3年 戎 渓斗ロミ)
サラマンカでの生活も残り2か月弱となりました。日本にいた時の自分よりスペイン語力が成長したと感じることは少なからずあります。特に聞く能力に関しては、毎日スペイン語を聞くことができる環境にいるので、1番成長を感じます。話すことに関しては、まだまだだなと思います。自分が言いたいことがあっても、単語が分からず言いたいことが言えないことがあるので、残りの生活はより一層単語力をつけるために寮の人や大学の人たちとの会話や単語帳などで身に付けようと思います。残りの時間、後悔のないように勉強に励み、スペインでの生活も楽しみたいと思います。この長期研修という貴重な経験を無駄にせず、日本に戻ってからも勉強を怠ることなく、スペイン語を磨きたいと思います。
(スペイン語学科2年 北村 霞衣人)