〔国際部海外留学便り〕 ニューイヤーレター 韓国

掲載日:2023年01月23日

本年夏より本学海外留学制度を利用し韓国・大邱大学校で交換留学をする学生から、新年の報告が届きましたので紹介します。

새해 복 많이 받으세요!!

韓国に留学して4か月が経ちました。わずか4か月でしたが韓国での生活にも慣れ、様々なことを経験することができました。

クリスマスには마니또(マニト)というゲームをしました。これは友達何人かが集まってくじ引きで自分のマニト(プレゼントを渡す友達)を決め、クリスマスにプレゼント交換をするゲームです。自分のマニトはクリスマス当日まで秘密です。しかし、このゲームの本来の趣旨は「いつもお世話になっている人々に感謝する」ことなのでクリスマスまでマニトに対して親切に接しなければなりません。マニト自体は韓国生まれのゲームではありませんが、韓国では主に女子学生の間や新入生の親睦を深めるために、広く行われています。
クリスマスの街並みは日本とあまり変わりありませんが、キリスト教が多いので教会が設置したクリスマスツリーをよく見かけました。また市内のイルミネーションは日本に比べてカラフルなものが多い印象でした。

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お正月に関しては、韓国では旧正月を重要視しているため、年末年始の様子は日本に比べて静かで普段の土日と特に変わりありませんでした。そのため年越しは寮で日本人の友達と寮の調理室で年越しそばを作って日本の気分を味わいました。今年の旧正月は1/22にあり、1/21~1/24が連休となっています。日本では年末年始に家族や親戚と一緒に過ごしますが、韓国ではこの旧正月で実家に帰る人が多く年末年始は友達と過ごす人も多いそうです。

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私たちは主に語学堂で韓国語の授業を受けています。クラスには様々な国から来た留学生がいるので韓国語の勉強に加えて、外国の文化にも触れることができました。課外活動では합천영상테마파크(ハプチョン映画村)に行きました。この場所には1920年頃から1980年頃の韓国の街並みが忠実に再現されており、映画の撮影にもよく使用されています。気軽に行ける場所ではないのでこの課外活動の機会に行くことができてとても貴重な経験になりました。

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この4か月間はTOPIK(韓国語能力試験)6級の取得に向けて1日4時間週5日の授業に加えて授業後も復習や単語の勉強に時間を使いました。またトンアリ(サークル)に積極的に参加し、韓国人の友人と関わる機会を持つことでスピーキング力やリスニング力の成長が感じられました。留学生活も残りわずかとなりましたが、これまで通り一日一日を大切にして留学生活を楽しみたいと思います。