〔国際部海外留学便り〕米国・ロサンゼルス

掲載日:2023年03月13日

大学では、様々な海外研修・留学制度を用意していますが、本学の卒業生の親睦組織である拓殖大学学友会主催による海外研修制度というものもあります。
今回の海外留学便りは、米国・ロサンゼルス支部に派遣予定だった学生が、折からの新型コロナ感染症の拡大により中止となりましたが、その思い絶ちがたく、3年後に見事にその夢を自ら実現したものです。

留学体験記
国際学部国際学科4年の半田柚樹と申します。私は2023年1月8日から2月4日までの約1か月間、アメリカ・ロサンゼルスに滞在していました。主に語学学校に通ったり、ロサンゼルスの色々な観光地を訪れたりしていたのですが、それだけでなく、ロサンゼルス在住の拓殖大学学友会の方々とお会いさせていただきました。

なぜ卒業生の方々とお会いさせていただいたのか。そのきっかけは大学1年生の時の2019年度学友会海外卒業生訪問研修(ロサンゼルス)への参加でした。当時その研修でアメリカ・ロサンゼルスに渡航予定でしたが、パンデミックによって出発直前で中止になりました。しかし、その研修を通じて海外で活躍している先輩方に憧れるようになり、自分もより海外に出たいと思うようになりました。その後も出入国制限や就職活動などで中々タイミングが合わず、その望みは叶わぬまま、4年生の11月を迎えました。

就職活動などが落ち着いたタイミングで、3年間ずっと行きたかったロサンゼルスに自分で行くことを決意しました。その際に3年間憧れ続けた卒業生に会いたいと思い、国際課に連絡をして学友会の方と繋いでいただき、現地で会えることになりました。

現地ではシェアハウスに滞在していて、語学学校は月~木曜日の午前中にありました。私はとても人見知りでコミュニケーション能力があまり高くないので、それを克服したいと思い、自分らしさを大事にして積極的に話しかけました。ルームメイトとサンタモニカピアなど色々な場所に一緒に行くほど仲良くなりました。その他にも音楽イベントなどに参加してたくさんの人と繋がることができました。
また、留学開始から1週間後に念願の卒業生の方々とお会いしました。その際にアメリカの生活事情や卒業生の活躍を詳しく教えていただいただけでなく、卒業生が働く会社の社員旅行に同行させてもらえることになり、ラスベガスに行ってきました。煌びやかな街並み、あらゆるところにカジノがあることなど、目に入るものすべてが異世界でした。そして、その旅行がきっかけで友人になったペルー人とその友人たちがグリフィス天文台などに連れて行ってくれました。これまでの人生で最も貴重な経験をした1カ月になりました。

今後この研修に参加する後輩や海外留学に行く方へ伝えたいこととしては、とにかく行動して、色々な経験をして、そこで出会った人との繋がりを大事にし続けてほしいと思います。そして憧れる人もしくは自分にとっての師匠を見つけてほしいです。人生でこんなに自由に行動でき、自分の可能性を最大限高められるのは大学生の間だけだと思います。大学生の時にたくさん行動すれば色々な人と出会えて、様々な視点や価値観などを知ることができます。その中で、憧れを抱く人を見つけることができたり、これから長い間お互い刺激し合える仲間がきっとできたりすると思います。それが大学生活だけでなく、その先の人生をより楽しく充実してくれると私は思っています。
そのような経験をするのは、早ければ早い方が良いと思います。その手段は何でもいいと思いますが、私は自分を変えてくれた学友会主催の海外在住卒業生訪問研修をお勧めします。きっとたくさんの貴重な経験ができると思います。そこからぜひたくさんのことに挑戦してみてください。

最後に卒業生と繋いでいただいた国際課の皆様、様々な経験をさせていただいたロサンゼルス在住の学友会の皆様、この場をお借りして感謝をお伝えさせていただきます。

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ロサンゼルス学友会支部の先輩方と

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同行させていただいたラスベガスの街並み