中国 北方工業大学 張 立峰学長一行が文京キャンパスを訪問されました
掲載日:2024年06月14日
本学の提携校である北方工業大学(中華人民共和国北京市)張 立峰学長一行5名の先生方が文京キャンパスを訪問、岡戸 巧理事長、鈴木 昭一学長らと面談するとともに、1982年12月に締結した学術交流協定を更に発展させ、国際理解と親善促進のため、相互信頼を基礎とした覚書(MOU)に調印しました。
北方工業大学との交流は古く、1980年に中国での留学先(語学研修の受け入れ先)を模索していたところ当時の冶金工業部から紹介を受け、1981年より北京冶金機電学院(現在の北方工業大学)へ学生派遣したのが始まりです。
その後の相互の交流は多岐にわたり長期語学研修、交換留学(1983年開始、1984年には企業・工場研修生も受け入れ)、教員相互派遣(1985年2名受け入れが最初)、学術交流、スポーツ交流(複数年、北方工業大学棒球隊との交流試合を八王子国際キャンパスにて実施)を重ねて来ました。
岡戸理事長からは「古くからの良き友人 老朋友 を迎えることができ光栄、今後益々の発展と一層の交流を祈念します」、鈴木学長からは「全世界での感染症流行時に在留した学生への献身的な対応、その後いち早くオンラインでも交流が再開出来たことに感謝します」との話しに加え、「本学では、教育ルネサンス2030中長期計画を策定し、SDGsを基本戦略の柱と捉え、より未来志向の人材教育、如何なるフィールドでも活躍出来得る、実践主義に基づいた真の国際人育成を目指しており、引き続き貴学と協力し発展に取り組んで行きましょう」と挨拶がありました。
張 立峰学長は資料を用いて、北方工業大学の78年の生い立ち、北京の大学キャンパス・トップ10でもあり首都モデルキャンパスを連続受賞している学園の紹介、特別なニーズに応える博士人材育成やACBSP国際ビジネス専門認証コースなどの紹介に加え、国際交流において拓殖大学は草分け的な存在であり、最も重要な協定校のひとつであると、当時から今に繋がる、その時々の記念写真を用いて述べました。加えて更なる学生の交流や80周年記念式典への招聘にも話しが及びました。
厳粛な中での調印を終え、その後は互いの半世紀にわたる交流の記録写真を眺めながら思い出話しが尽きない会食のひとときとなりました。
- 国際部国際課(文京キャンパス)
- TEL 03-3947-7212