岡⼾理事⻑がジャカルタ、⾹港を訪問しました

掲載日:2025年03月03日

2⽉末、岡⼾理事⻑、川⼝常務理事が本学と縁のあるインドネシア ジャカルタと⾹港を訪問しました。

在インドネシア⽇本国⼤使館を表敬訪問
1972年より毎年夏季休暇を利⽤し麗澤会(学⽣・教職員を会員とし「会員の学識を⾼め、⼼⾝を練り、親睦を厚くし、本学の学⾵を発揚する」ことを⽬的とし、教職員・学⽣が三位⼀体となって本学の発展に向け活動する組織)海外派遣が実施されており、昨年夏は「拓殖⼤学とインドネシア〜本学とのつながりとSDGsの取り組みについて考える」をテーマに15名の学⽣・教職員派遣団がインドネシアを訪問しました。ジャカルタ滞在時は在インドネシア⽇本国⼤使館を表敬訪問させていただいたことから、今回正⽊靖⼤使、星野⼤輔公使、川窪百合⼦⼀等書記官へ御礼に伺いました。大使館員との懇談では海外派遣団のことや現地研究(クラブ活動)の歴史、賠償留学⽣⽇本語研修受⼊などインドネシアとの100年以上の関係から、国内⽂京区にある旧外務省研修所(現在の本学国際教育会館)に関することまで、⼤変話しが弾んだ訪問となりました。

提携校(ダルマプルサダ⼤学 UNSAD)を訪問
ダルマプルサダ⼤学は、日尼両国の友好と発展のために、現地の元⽇本留学⽣が中⼼となって、1986年に設⽴された珍しい⼤学で、⽇本の「ものづくり」精神にならって、インドネシアの産業⼈材を育成しています。本学とは1997 年に学術交流協定を締結し、現在まで短期研修、交換留学の派遣・受け⼊れを通じて活発な相互交流を展開しており双⽅で300 名近い学⽣が交流してきました。今までも教職員の往来や現地で共催される⽇本語弁論⼤会やCAD 技能者育成を⽬的としたCAD ⽇本語およびAutoCAD の集中講義などを実施しています。加えて本学⼤学院卒業で同⼤学の⽇本語授業の教鞭をとるジュアリア先⽣には、本学受⼊の留学デスクをお願いし、スムースな来⽇をサポートしていただいています。

今回の訪問ではアグス・サリム・ダスキ学⻑、ヒデキアマンク ムラティ・サクラ財団(UNSAD 運営組織)事務局⻑他多くの友⼈が迎えてくださり、発展的な交流の持続に関して意⾒交換が⾏われました。

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国外に34の⽀部を持つ本学学友会組織はジャカルタを中⼼にインドネシア⽀部が形成されており、現地で活躍する⽇本・インドネシア双⽅の卒業⽣が定期的に交流を⾏っています。岡⼾理事⻑の挨拶では、本学の「教育ルネサンス2030」の現況説明に加え、本学在学⽣を対象に学友会本部と現地⽀部の⽀援による「卒業⽣訪問研修」の御礼と次年度のお願いをお伝えしました。
(学友会海外在住卒業⽣訪問研修:インドネシアでは2017年より5回実施。今まで10名を派遣。)

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学友会⾹港・マカオ⽀部関係者との懇談、在⾹港⽇本国総領事館関係者との⾯会
⾹港・マカオ⽀部での「卒業⽣訪問研修」による学⽣受⼊の歴史は古く、2014年開始で7回実施しており今まで18名の学⽣がお世話になっています。また現地でビジネスを営む卒業⽣はIT、服飾、⾦融、⾷品、運輸、建築、飲⾷関係と多岐にわたっており、本来の業務に加え⽇本⽂化の伝承や紹介にも従事しています。今回現地では本学卒業⽣が館⻑を務める柔道場も視察させていただき、同席いただいた在⾹港⽇本国総領事館で広報⽂化部を担当する中野 甲領事とは、対⽇理解の促進、⽇本と⾹港の⽂化交流の促進を⽬的とした同部署の活動についてお話しを伺いました。

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⾹港・マカオ⽀部関係者に向けた岡⼾理事⻑の挨拶では、学⽣時代の海外研修でマレーシア、シンガポー ル、⾹港を訪れた時と、まったく様変わりしてしまった現在の⾹港の様⼦や、本学の「教育ルネサンス 2030」の現況説明に加え、「卒業⽣訪問研修」の御礼と次年度のお願い、加えて更なる学友会⾹港・マカ オ⽀部の活躍について抱負が述べられました。

問い合わせ
国際課(文京キャンパス)
TEL 03-3947-7212