本学留学生が八王子市立第四中学校にて交流授業を行いました

掲載日：2025年12月18日

12月16日、本学の留学生2名（ミャンマー、ロシア）が、八王子市立第四中学校を訪問し、中学3年生約80名との交流授業を行いました。この事業は、八王子市教育委員会の「留学生との交流」事業に基づき実施されたものです。

交流は3年生の2クラスに分かれて行われ、教室に分かれた後、担任の先生から当日の進行について説明があり、留学生は事前に準備したパワーポイントを使って、それぞれの出身国について紹介しました。

続いて、担任の先生より、生徒たちが「世界の色々な国の文化や国際情勢を知る」の授業で「八王子市に暮らす私たちが守っていくもの、考えるべき課題や自分自身にできることを考える」を目標にして学んだことを活かし留学生にインタビューしたいと説明がありました。留学生からは、母国の様々な文化の紹介に加え母国の「SDGｓ」の取り組みや八王子市の印象について説明があり、さらに海外で生活するために必要な力、日本に来て困ったことや驚いたこと面白かったこと、文化の違いや日本の文化（物、事）の好きなものを説明しました。生徒たちの思いもよらない質問に、留学生たちはわかりやすい言葉で丁寧に答え、そのやりとりを通じて生徒たちの関心がさらに深まりました。

授業終了のチャイムが交流の終わりを告げると、生徒たちは別れを惜しみながら留学生のもとへ集まってきました。「楽しかった」「ミャンマーに行ってみたい」「ロシアに行ってみたい」など、嬉しい声が次々と聞こえてきました。最後に、生徒たちは「ありがとう」という感謝の言葉を、留学生たちの出身国の言葉である「Спасибобольшое（スパシーババリショー）」「ကျေးဇူးတင်ပါတယ်（ジェーズーティンバーリー）」で伝え、留学生たちは生徒たちに見送られながら交流授業を終えました。

今回の八王子市立第四中学校との交流は、留学生にとって大変有意義な時間となりました。このような国際交流を通じて、互いの文化を理解し、グローバルな視野を広げる機会となりました。第四中学校のみなさん、どうもありがとうございました。