緊急地震速報訓練の実施について(お知らせ)

掲載日:2018年10月26日

気象庁では、11月1日(木)に緊急地震速報の全国的な訓練を実施します。

地震はいつ起きるか分かりません。緊急地震速報は、地震の発生後、強く揺れる前に揺れが来ることを伝えることを目標とする情報ですが、速報が発表されてから対象となる地域が強く揺れるまではわずかな時間(数秒~数十秒)しかありません。
その短い間に、慌てずに身を守るなどの防災対応をとる訓練です。

本学も「緊急地震速報」を受信しますが両キャンパスで訓練内容が異なります。

1.日時

平成30年11月1日(木)

文京キャンパス 10時00分 受信ユニット音声確認(C館地下1階、国際教育会館守衛室)
・授業の関係で構内には音声は流れません。緊急時に速報が確実に届くことの確認のみ実施します。

八王子国際キャンパス 12時35分 構内全体放送
・構内全体に音声が流れます。実際の緊急地震速報と同じものを流しますので、どのような音や内容で報知等が行われるかを確認すると共に、各自身を守る行動を取ってください。
訓練時間は約1分間です。終了後には構内に放送を流します。
当日の放送は訓練ですので、慌てず身を守る行動を経験しましょう。

身の安全を確保する行動

地震から身を守るための3つの安全行動
①姿勢を低く、②頭を守って、③揺れが収まるまでじっとする】を約1分間行う。
「シェイクアウト訓練」と言われています。

画像

(提供 日本シェイクアウト提唱会議事務局)

訓練終了後に確認してください

①事前に計画しておいた行動がとれたか?
②周りの人の行動に問題はありませんでしたか?
③地震はいつ、どこで発生するか分かりません。
今回と違った状況ではどうするのかもイメージしてみましょう。

地震発生時に支援や配慮が必要となる人が近くにいたら、積極的に声掛けや安全に身を守ることが出来るよう手を貸しましょう。

車椅子や松葉杖の人などは上記の「シェイクアウト訓練」をすることは出来ません。当日は訓練ですが、自分で避難することが難しい人が近くにいたら、必ず声掛けをしてから転倒・落下物のおそれが無い安全な場所へ誘導してあげましょう。

例)
① 「緊急地震速報です。もうすぐ揺れが始まります。よかったらお手伝いさせて下さい。」
 ※必ず相手の意思を尊重することが大切です
② 「これから安全な場所に避難します。気を付ける点があれば言って下さい。」
 ※ただ急ぐのではなく、相手の感情を大切にして車椅子等機器の扱い方を聞きながら落ち着いて避難援助をすることが大切です。
③ 避難を開始する。

本当の大地震が起きたときも、自分の身を守ることが出来たら、支援や配慮が必要となる人のことを考える習慣を普段から全員が身に付けるようにしましょう。

2.本学の確認事項

構内全域に放送が受信出来ているか、音量は適切かを確認します。

3.その他

本学では「防災マニュアル[学生用]」を作成配布していますので、緊急時に備えて普段から目を通しておきましょう。

防災マニュアル[学生用]