2021年度の授業の進め方について

掲載日:2021年02月25日

在学生の皆さん

2021年度の授業の進め方について

学長 川名 明夫

昨年の1月に日本で初めての新型コロナウイルス感染者の報告があって、早1年が経過しています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大はとどまることを知らず、この17日に発出された緊急事態宣言が37日まで延長される事態となってしまいましたが、217日には日本においてもワクチン接種が始まり、収束に向け明るい兆しが見えはじめました。

学生の皆さんは、この春休みをいかがお過ごしでしょうか。従来であれば、海外での短期語学研修、友達と連れ立っての国内外旅行、ゼミナール、サークル、クラブの合宿等、青春を大いに謳歌している時期ではないかと思います。しかし、昨年、今年とこの新型コロナウイルスの感染拡大により、ほとんどの活動を自粛せざるを得なくなり、さぞがっかりしているのではないかと思います。しかし、4月から始まる新学期を大学のキャンパスで多くの友人とともに迎えるためには、これ以上の感染拡大は防がなくてはなりません。皆さんが協力して感染拡大を防ぐことが必要です。

さて、4月からは新年度の授業が始まります。新年度の授業の進め方に関しては12月末に「2021年度 授業実施方針について」でお伝えしたように、新年度の授業は、皆さんの安全を第一に考え、教室の受講可能者数を制限(いわゆる3密(密集、密接、密閉)を避ける)し、「対面」で授業を実施します
現在、全授業の約8割を対面授業、残り2割をオンデマンド型授業でおこなうことし、時間割の作成を進めているところです。
従って、皆さんは4月から大学に登校し授業が受けられるよう準備を進めておいてください。
なお、今後の感染拡大状況により、本方針も変更せざるを得ない状況となる場合もありますので、インタ-ネット接続環境の確保を含めた準備もお願いします。

多くの友人と共に新学期を迎えるためにも、これからの春休みの期間、皆さん一人ひとりが自覚をもって行動し感染を防ぐよう、マスクの着用、手洗い、うがい、そして複数での会食等を避けるなど感染防止に努めてください。皆さんと教職員が一体となってこの困難を乗り越えていきましょう。引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

以上