第10回拓殖大学英語教育研究会(TAKE)が対面・Zoomで開催されました。

掲載日:2022年03月24日

3月12()に、新型コロナウイルス感染症の政府によるまん延防止等重点措置を鑑みて、第10回拓殖大学英語教育研究会(TAKE)が対面・Zoomのハイブリッド形式で開催されました。
まず、研究会の前半部分では現役の英語教師や大学教員による研究発表が行われました。

後半部分では、本学の学部・大学院をご卒業された現役の英語教師の方に、現場の実態・ご自分の体験談・高大連携の可能性にかんしてのお話をいただきました。また、最後に本年度言語教育研究科を修了する現役の大学院生から、修士論文のテーマについての発表がありました。これから、英語教師を目指す学生だけでなく、現役の英語教師にとっても英語教師という職業の素晴らしさと難しさを痛感した瞬間であると思います。

また、本研究会は今回で記念すべき10回目の開催となりました。この記念すべき10回目にふさわしい、現役の英語教師・英語教師を目指す学部生・大学院生・OBOGにとって貴重な機会になったと思います。最後に、このような大変な時期に、開催することをご快諾して頂いた先生方やご発表頂いた方に心から御礼を申し上げます。

文責 矢ヶ崎邦彦(拓殖大学教員)

参加者のご感想

この度、拓殖大学英語教育研究会にお誘い頂き本当に有難うございました。今年度より新課程に英語教育が移行します内容等、アップデートの情報や藤本先生のデータを基におっしゃったお言葉に教育もまた歴史を繰り返すという事実が印象に残りました。
戦後、外国語教育の変革は時代と共に変化し続けています。生徒は勿論の事、英語教員もその都度、様々な情報に振り回させている状況です。しかし変わらない事は、英語教師が自ら情熱を持ち英語を学ぶ楽しさを日々の授業を通して生徒に伝える事の大切さです。
研究された先生方の発表を伺い、また明日からの教員としての仕事への活力になりました。
最後にこの貴重なお時間を与えて下さいました拓殖大学保坂先生、矢ヶ崎先生そして研究を発表された先生方に厚く御礼申し上げます。

宮田かおり(神奈川県私立中高一貫校英語非常勤講師)



昨年に引き続き、今回もTAKEに参加させていただけたこと、とても感謝しております。7人の先生方から貴重なお話しを聞くことができました。今回も先生方の研究発表や前職・現職の先生方のお話しから、英語教員として必要な知識と教員としての心構えを学ぶことができました。生徒達の英語力や英語を学習する意欲をより一層向上させるために着目すべき内容は何か、英語を積極的に学ぶためにどのような指導が大切か、を改めて考えることができました。さらに、生徒指導や部活動指導についての現場の声を聞くこともでき、大変参考になりました。
また、私も修士論文の研究結果を発表させていただきました。私の研究内容は、『生徒達の英語学習の意欲を向上させるために、どのようにALTとティーム・ティーチングに取り組むことが大切か』です。先生方からフィードバックや質問をいただき、今後の教員生活や研究に活かしていきたいと思いました。
とても貴重な機会をありがとうございました。

鈴木美雛(拓殖大学大学院・言語教育研究科博士前期課程2年)

TAKE記念撮影.jpgTAKE記念撮影