11月2日(木)に緊急地震速報訓練を実施します

掲載日:2023年10月25日

内閣府(防災担当)及び気象庁では、「津波防災の日」の一環として112日に緊急地震速報の全国的な訓練を実施します。本学も「緊急地震速報」を受信しますが、両キャンパスで訓練内容が異なります。
地震はいつ起きるか分かりません。緊急地震速報は、地震の発生後、強く揺れる前に揺れが来ることを伝えることを目標とする情報ですが、速報が発表されてから対象となる地域が強く揺れるまではわずかな時間(数秒~数十秒)しかありません。その短い間に、各自が場所や状況に合わせて慌てずに安全な場所へ移動するなど身の安全を確保する行動を実施する訓練です。

1.実施概要

令和5年11月2日(木) 

文京キャンパス 1000分 受信ユニット音声確認(C館地下1階、国際教育会館守衛室)
・授業時間中につき構内には音声は流れません。緊急時に速報が確実に届くことの確認のみ実施します。

八王子国際キャンパス 13時15分(学生昼休み) 構内全体放送

・構内全体に実際の緊急地震速報と同じ音声が流れます。どのように音や内容で報知等が行 われるかを確認すると共に、各自が身を守る行動を取ってください。訓練時間は約1分間です。終了は、放送でお知らせします。
  当日の放送は訓練ですので、「慌てず身を守る行動」を練習してみましょう。

(参考)身の安全を確保する行動

地震から身を守るための3つの安全行動(①姿勢を低く、②頭を守って、③揺れが収まるまでじっとする)を約1分間行う。「シェイクアウト訓練」と言います。

画像

(提供 日本シェイクアウト提唱会議)

周囲の状況による具体的な行動

①近くに机がある場所では上記のように頭を守りましょう。
②エレベーターでは最寄りの階で停止させて、すぐに降りる。
③屋外では、ブロック塀・看板・窓ガラスから離れましょう。
 教室棟のそばであれば、教室棟の中に避難しましょう
  (ただし、窓ガラスや電灯からは離れる)。

支援が必要な人への配慮

  • 車椅子や松葉杖の人など支援が必要となる人が近くにいたら、積極的に声掛けをして安全に身を守ることが出来るよう助け合いましょう(共助)。
    車椅子や松葉杖の人は「シェイクアウト訓練」を実行することは出来ません。本当の地震のとき、自分で避難することが難しい人が近くにいたら、必ず声掛けをしてから転倒・落下物のおそれが無い安全な場所へ避難誘導しましょう。

例)声掛けから避難誘導へ

  1. 声掛け
    「緊急地震速報です。もうすぐ揺れが始まります。よかったらお手伝いさせて下さい。」
    ※声掛けでは、必ず相手の意思を尊重しましょう。
  2. 避難時の注意
    「これから安全な場所に避難します。気を付ける点があれば言って下さい。」
    ※ただ急ぐのではなく、相手の感情を大切にして車椅子等の扱い方を聞きながら落ち着いて避難援助をすることが大切です。
  3. 避難を開始する
    訓練を通して、本当の地震が起きたときに自分の身を守ることだけでなく、支援が必要となる人のことも考える習慣つけて、全員が行動できるようにしましょう。

2.本学の確認事項

構内全域に放送が受信出来ているか、音量は適切かを確認します。  
大学事務局では、緊急地震速報が正しく受信できているか、また、八王子国際キャンパスにおいては構内全域で放送の音量は適切かを確認します。

3.その他

本学では「防災マニュアル(学生用)」を作成配布しています。緊急時に備えて普段から目を通しておきましょう。本冊子は下記リンク先よりダウンロードしてください。

防災マニュアル[学生用]