『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか? 「ニッポン大好き」の秘密 を解く』(中島恵・ジャーナリスト)著 | 大学 | ニュース一覧 | 拓殖大学

『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか? 「ニッポン大好き」の秘密 を解く』(中島恵・ジャーナリスト)著

掲載日:2015年04月06日

150406nakazima_01.jpg春節(中国の旧正月)にどっと押し寄せ「爆買い」パワーを見せつけた中国人。中でも売れに売れたものが温水洗浄便座だ。

なぜ彼らは日本製の高級便座に殺到し、買い求めていったのか? ここに、中国人が本音では日本に憧れ、「本当は日本に住みたい」とまでいう「秘密」が隠されている。政治・外交関係ではぎくしゃくする日中だが、中国人一人ひとりの考え方も政府と同じかといえばそうではない。中国人の目には、「日本は成熟した、落ち着いた国」だと映っており、この先どれほど経済成長しても、「日本の暮らし」には到底追いつけない」という。

政治経済のニュースだけではわからない、中国人の日本観に迫る一冊。

 

出版社・発行

中央公論新社 2015年4月10日

 

著者

150406nakazima_02.JPG中島恵(ジャーナリスト) 
1990年、拓殖大学外国語学部中国語学科卒(88期)。在学中に北京大学に留学。
日刊工業新聞を経て、香港中文大学に留学。現在はフリ―ジャーナリスト。新聞雑誌などに中国・アジア関連の記事を執筆。元本学客員教授。著書に「中国人エリートは日本人をこう見る」「中国人の誤解 日本人の誤解」(日本経済新聞出版社)などがある。