第69回二紀展で本学出身の画家・小柳吉次さん受賞

掲載日:2015年10月15日

本学出身の画家・小柳吉次さん(1967年商学部経営学科卒業)の作品「悠」(油彩200号)が第69回二紀展第4室に出品され、成井賞を受賞されました。 第69回二紀展は、国立新美術館にて10月14日から26日まで開催されています。

作品は、春まだ遠い、空気も凍りそうな冬の荒原にたたずむリンゴの巨古木群、そこをねぐらにしているのか一羽のカラス、餌はあるのか、風は収まるのか・・・見る人を釘付けにしてしまう傑作です。是非、芸術の秋に鑑賞しにお出かけ下さい。

小柳さんは、リンゴをライフワークのモチーフとしておられ、その作品の1つ「りんごの花」が本学の文京キャンパス・E館の1階(B館側)に展示してあります。

また、現在(10月10日~12月6日)小柳さんのふるさと弘前市立博物館で ~りんごに魅せられて~小柳吉次展が開催されています。
氏はボタニカルアートの第1人者としてNHK文化センターなどで講師も勤めていますが、青森のリンゴの花は特に大好評で、過去にも同博物館で植物画展を開催されたこともあります。こうした功績から、2012年には青森県文化功労賞が贈られています。


第69回二紀展で本学出身の画家・小柳吉次さん受賞
「悠」油彩 P200号