広島被爆体験を持つカナダ在住の「語り部」が来日し、学生向け講演会(英語)を開催します

掲載日:2017年06月15日

報道関係者各位

拓殖大学は6月20日(火)に「英語で語る『被爆体験談』~カナダでの平和教育~」をテーマに、学生向けの講演会を開催します。
講師はカナダ在住で広島県での被爆体験を持つランメル幸さんで、講演は英語で行われます。

拓殖大学は海外留学(長期研修)先の多くに現地主事を置き、留学中の学生へのきめ細やかなケアをおこなっています。
カナダでもランメル幸さん(Mrs. Sachi Rummel)が20年以上にわたり、カナダ提携校の現地主事を務めました。
広島県出身の幸さんは、自身の被爆体験をもとに、カナダの地で1,500名以上の学生や一般市民に「平和への語り部」活動を展開しています。
このたび、その活動を通じての思いを学生に向けて英語で講演し、カナダ人のご主人のチャーリーさんもカナダ事情を語ります。

戦後72年を迎え、被爆体験を直接語り継ぐ方は少なくなっています。
この体験を次世代へ語り伝えるための貴重な機会として、学生たちが学ぶことを期待するとともに、報道関係者の皆様にはこの講演会をぜひ取材いただきたくご案内申し上げます。


概要

◆講演会の概要  ※拓殖大学学生対象の講演会につき、一般の方の聴講はできません
【内 容】 英語で語る「被爆体験談」 ~カナダでの平和教育~
【日 時】 平成29年6月20日(火)13:20~14:50(3時限目)
【場 所】 拓殖大学 八王子国際キャンパス A館402教室(東京都八王子市館町815-1)
【講 師】 ●Mrs. Sachi Rummel(前・拓殖大学カナダ提携校 現地主事)
        8歳のとき、広島市内で被爆、父を失う。その後、ご主人と出会い、日本とカナダで
        暮らす。平成11年よりバンクーバーにて拓殖大学カナダ現地主事となり、カナダ長
        期研修生を指導。東日本大震災での福島の惨状を機に、自身の被爆体験を出版し、語
        り部の活動を開始。現在に至る。
      ●Mr. Charly Rummel
        バンクーバー生まれ。高校卒業後東京大学に留学。日本で幸さんと出会い結婚。上智
        大学大学院に通う。過去には、野村證券カナダ支社長や福島学院大学助教授も務めた。
        無類の温泉通。