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『英米文学に描かれた時代と社会ーシェイクスピアからコンラッド、ソロー』伊澤東一(拓殖大学名誉教授)共編

掲載日:2018年02月01日

英米文学に描かれた時代と社会ーシェイクスピアからコンラッド、ソロー

時代からそっぽを向かれて久しい英米文学を、今なお研究し続けている者同士で、今回また論集『英米文学に描かれた時代と社会』を刊行しました。
老生の私は、シェイクスピア『夏の夜の夢』についての拙論「飛び入り」と、知己を得て15年になるモウズリー博士の講演 「シェイクスピアのヒパクリット(役者)」の拙訳の二つでこの本に参加いたしました。2002年拓大のご厚意で留学した先のケンブリッジ大学 ヒューズ・ホールで知り合ったチャールズ・モウズリー博士のもとで、 私は今もシェイクスピアを学んでいます。 博士が自分の講義録をわれわれに寄稿してくださるのは、これで三回目になり、そのたびに、訳読作業を通してシェイクスピアを学ぶことができ、 大変ありがたく思っています。今夏も一か月間ヒューズ・ホールで博士の助言を仰ぎながら、シェイクスピア研究に励みたいと思っています。 シェイクスピア研究ではまだ駆け出しですが、今回の出版では、ありがたいことに、編者の一人に加えさせていただきました。
本学 政経学部 講師 山根正弘先生も執筆しています。

出版社

悠光堂

発行日

2017年12月1日

著者

伊澤東一(いざわ とういち)
拓殖大学名誉教授
明治大学大学院文学研究科修士課程修了(文学修士)。1982年拓殖大学専任講師。
1994年拓殖大学教授。
著作に「ラフカディオ・ハーン傑作集第6・7巻」(共訳)、「知の系譜:イギリス文学:名作と主人公」(共著) など