拓殖大学 茂木ゼミナール「餅」プロジェクトinモンゴル
掲載日:2018年08月09日
2010年にモンゴルで発生した大寒波「ゾド(dzud)の影響で犠牲になった家畜は800万頭です。家畜を主食とする遊牧モンゴル人の命は、常に餓死と背中合わせの厳冬期を過ごしています。マイナス40度を超える大寒波、ゾド。迫りくる飢餓。財産である家畜を失った人々は、伝統的な遊牧生活を維持できず、ウランバートル近郊の丘でゲル生活を余儀なくされています。しかし、生活インフラのない不法定住は、生活排水による土壌汚染、感染症リスクの増加、石炭ストーブによる空気汚染など、さまざまな問題を引き起こしています。
拓殖大学の茂木創ゼミナールは、日本食である「餅」の普及によって、ゲル集落のモンゴル人のゾド被害に役立つのではと「MOTEGI Seminar"MOCHI"Project 2018 in Mongolia-#MMP2018」を立ち上げました。#MMP2018は、「餅」のもつ長期保存性、高い栄養に注目し、まずはその認知に努め、長期的にはゲル集落における食料備蓄の推進や生活環境の改善、原料米の生産を担う日本農業の再生と地方活性化を目標にしています。
#MMP2018は、8月18日~22日まで、モンゴルテレルジのゲルキャンプやアルフスト村の遊牧民宅を訪ね、餅作り体験・試食会などを行います。このたび、ウランバートルにおいて、「餅」プロジェクトの会見を行うこととなりました。日本の一大学生の現地での活躍にご期待いただくとともに、このイベントをぜひ取材いただきたくご案内申し上げます。
MOTEGI Seminar"MOCHI"Project 2018 in Mongolia
開催日時 | 2018年8月21日(火)15:00~16:00(現地時間) |
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開催場所 | Great Empire Hotel 会場 Ikh Uls レストラン 住所Bayangol district,4th substrict, Narnii zam street 435/3 Ulaanbaatar,Mongolia |
発表内容 | プロジェクトの概要・経過報告と今後の展開、質疑応答 |
このプレスリリースに関するお問い合わせ
代表 | 嶋村 理恵 [E-mail] MMP2018office@gmail.com (#MMP2018事務局) [Facebook] https://www.facebook.com/MMP2018Office/ |
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指導教員 | 茂木 創 国際学部准教授 [E-mail] hmotegi@ner.takushoku-u.ac.jp |
拓殖大学広報室 TEL:03-3947-7160 FAX:03-3947-7812
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