『アフター・ヨーロッパ ポピュリズムという妖怪にどう向き合うか』細井優子(拓殖大学政経学部准教授)共訳、イワン・クラステフ著・庄司克宏監訳 | 大学 | ニュース一覧 | 拓殖大学

『アフター・ヨーロッパ ポピュリズムという妖怪にどう向き合うか』細井優子(拓殖大学政経学部准教授)共訳、イワン・クラステフ著・庄司克宏監訳

掲載日:2018年09月28日

イワン・クラステフ著『アフター・ヨーロッパ ポピュリズムという妖怪にどう向き合うか

欧州大陸はグローバルな政治の中心ではなくなった。難民・移民危機はどのように欧州社会を変化させたか。有権者の「能力主義的エリート」への反乱はなぜ起こっているのか。EU諸国のリベラル・デモクラシー体制が、ポピュリズムの台頭で内部的危機に直面する現在、その原因を解き明かし、どのように対応すべきかを論じているのが本書である。

著者のイワン・クラステフは、1965年ブルガリア生まれの政治学者であり、ソフィアのリベラル戦略センター・理事長、ウィーンの人間科学研究所・常任フェローなど数多くの要職につき、活発な執筆活動を行っている。

出版社

岩波書店

発行日

2018年8月4日

著者

細井優子(ほそい ゆうこ)
2005年法政大学大学院社会科学研究科後期博士課程修了。政治学博士。
埼玉大学基盤教育センター准教授を経て、2017年より現職。
EU公認研究機関ジャン・モネEU研究センター(慶應)事務次長・主任研究員を兼務。
専門は国際政治、EU政治。
主な論文として 「国境を超える市民のデモクラシー―プランDを事例に―」埼玉大学経済学会『社会 科学論集』(137)、2012年11月 、 「ECにおける参加デモクラシーの可能性:従来の政策形成過程への市民関与形態との 比較における市民請求の可能性に関する試論」『日本EU学会年報』(第27号)、2007 年 など。