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『日本の連立政権』岡田陽介(政経学部助教)共著 岩渕美克・岩崎正洋 編著

掲載日:2018年12月21日

日本の連立政権

1993年の非自民連立政権誕生から四半世紀が過ぎ、連立政権の常態化が見られる。連立政権は、選挙、議会、内閣という三つの側面においてみられ、日本の場合の連立は、選挙対策と国会対策の意味合いが強い。1993年以降現在に至るまでのすべての政権に注目し、それぞれの特徴を明らかにするとともに、日本における連立政権の歴史を概観する。日本の連立政権に注目することは日本の政党政治を再検討することにもなり、さらに、日本の議会制民主主義そのものを体系的に考えることにもなる。

目次

序章 日本の連立政権をどのようにみるのか(岩渕美克・岩崎正洋)
第1章 細川政権(石上泰州)
第2章 羽田政権(中井孔人)
第3章 村山政権(新川匠郎)
第4章 橋本政権(水戸克典)
第5章 小渕政権(山田尚武)
第6章 森政権(岩崎正洋)
第7章 小泉政権(菊池正史)
第8章 第一次安倍政権(木下 健)
第9章 福田政権(荒井祐介)
第10章 麻生政権(浅井直哉)
第11章 鳩山政権(富崎 隆)
第12章 菅政権(宮脇 健)
第13章 野田政権(岡田陽介)
第14章 第二次安倍政権(松浦淳介)

出版社

八千代出版

発行日

2018年12月26日

著者

2010年学習院大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。慶應義塾大学法学研究科助教、立教大学社会学部助教を経て、2017年4月より現職。投票参加を中心とした投票行動研究に従事。著書として『政治的義務感と投票参加―有権者の社会関係資本と政治的エピソード記憶』木鐸社、2017年など。