拓殖大学の留学生がエチオピア陸上競技連盟会長の通訳として活躍しました

掲載日:2019年03月11日

1992年バルセロナ五輪と2000年シドニー五輪の陸上女子1万メートルで金メダルを獲得したエチオピア陸連のデラルツ・ツル会長が鈴木大地スポーツ庁長官と櫻田義孝オリンピック・パラリンピック担当国務大臣を表敬訪問されました。

茨城県笠間市が、エチオピアのホストタウンとなっていることから、山口伸樹笠間市長と共に今回の訪問が実現されたものです。

ツル氏は「日本とは長いお付き合いがあり東京でオリンピックが開催されることは嬉しい」と述べられ、懇談は和やかに行われました。

このたびの表敬訪問に伴い、本学の陸上競技部のワークナー・デレセ選手(4年)が通訳として出席しました。

デレセ選手は、4年前に拓殖大学へ入学、来日当初は簡単な挨拶と「がんばります」程度の日本語でしたが、その後、陸上競技部での寮生活や拓殖大学での「外国人留学生への日本語特別授業」に参加し、今では通訳として活躍できるレベルに日本語を習得いたしました。

3月の卒業後は、実業団(ひらまつ病院陸上競技部=佐賀県)で競技を続け、東京オリンピックに、エチオピア代表として出場することを目指します。

引き続き、みなさまの応援をお願いいたします。

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左:ワークナー・デレセ選手
中央左:鈴木大地スポーツ庁長官
中央右:デラルツ・ツル会長
右:山口伸樹笠間市長