『感性と情報からデザインを考えるために』岡崎 章(工学部教授)著 | 大学 | ニュース一覧 | 拓殖大学

『感性と情報からデザインを考えるために』岡崎 章(工学部教授)著

掲載日:2019年03月25日

感性と情報からデザインを考えるために

本書は「感性デザインを具現化するために必要な知識と考え方の第一歩を提供する」ことを目的として記されています。

学問体系の中に「感性デザイン学」という分野がありますが、「感性」を基本としてデザインを考えるためには、様々な感性が持つ情報と人工物などが持つ情報を知り、その相互作用を知ることから始めなければなりません。次にその知識をデザインに活かすためには、感性をある方向に導くための方法を考えることが必要となります。一方で、得られた知識が知識として定着するだけではなく、物事を多角的に捉え、常に発展させていく考え方を産みだす能力となることが必要です。


紹介されたツールなどは、リンク先の専用サイトに繋がるため、その詳細を確認しながら読み進めることができます。また本書は、デザインを学んでいる人やデザインに関わっている人だけでなく、デザインとは異なった分野で「感性」をキーワードに何かに活かそうと考えている人を対象としています。そのためデザインを専門としない人でも分かりやすいように記述されています。


(※ AmazonのKindleストアからのみ購入可能です)

出版社

株式会社KANSEI DESIGN

発行日

2019年3月20日

著者

岡崎 章(おかざき あきら)

博士(感性科学) 筑波大学芸術研究科を修了後、東北芸術工科大学 デザイン工学部 生産デザイン学科 助手、筑波大学 芸術学系 専任講師 を経て、2002年より拓殖大学 工学部 工業デザイン学科 助教授(2007年准教授に名称変更)、2008年より同大学 大学院教授。 2017年より理工学総合研究所長。

日本デザイン学会 理事、キッズデザイン賞審査委員。

チャイルドライフ・デザインという新しい概念のもと研究を進め、その成果には、グッドデザイン賞、医療の質・安全学会 ベストプラクティス優秀賞などがある。