『現代ブラジル論 ―危機の実相と対応力』竹下幸治郎(国際学部准教授)、堀坂浩太郎(上智大学名誉教授)、子安昭子(上智大学外国語学部教授)共著 | 大学 | ニュース一覧 | 拓殖大学

『現代ブラジル論 ―危機の実相と対応力』竹下幸治郎(国際学部准教授)、堀坂浩太郎(上智大学名誉教授)、子安昭子(上智大学外国語学部教授)共著

掲載日:2019年05月13日

現代ブラジル論 ―危機の実相と対応力

ブラジルは2000年代に新興国の雄として注目を浴びた。しかし、2010年代半ば以降、政治・経済の混乱が目に付く。この本は、激しい変化を続ける20世紀末から現在に至るまでのブラジルの動向を中心に、政治、経済・ビジネス、外交という切り口でその実際の姿に迫ろうとするものである。また、歴史、地誌、人と社会についてコンパクトにまとめた第3章は、ブラジルという国の全体像を掴むのにも役に立つ。最終章では、2022年に独立200年を迎える同国の課題にも触れており、ブラジルの将来の方向性に視座を与えるものとなっている。

第Ⅰ部 今を読み解く
第1章 政  治
第2章 経済・ビジネス
第3章 国際関係
第Ⅱ部 民主化後の制度設計
第4章 政  治
第5章 経済・ビジネス
第6章 国際関係
第Ⅲ部 歴史・地誌・人と社会
第7章 歴  史
第8章 地  誌
第9章 人と社会
第Ⅳ部 独立200周年(2022年)に向けて

出版社

上智大学出版(発売 ぎょうせい)

発行日

2019年4月1日

著者

竹下 幸治郎
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒。日本貿易振興機構(ジェトロ)にてブラジル、チリ駐在、中南米経済の調査や戦略部門での勤務経験を経て、2019年から拓殖大学国際学部へ。ラテンアメリカ、特に南米経済、企業経営戦略、通商政策などを専門とする。