『この数学,いったいいつ使うことになるの?原著名:When Are We Ever Gonna Have to Use This? 』森 園子(政経学部教授)・猪飼 輝子・二宮 智子訳 Hal Saunders 著 | 大学 | ニュース一覧 | 拓殖大学

『この数学,いったいいつ使うことになるの?原著名:When Are We Ever Gonna Have to Use This? 』森 園子(政経学部教授)・猪飼 輝子・二宮 智子訳 Hal Saunders 著

掲載日:2019年06月11日

この数学,いったいいつ使うことになるの?

■本書の特徴
数学が、社会のどのような場面で利用され活きているのかを、職業と結び付けて極めて具体的に示した算数・数学の問題集。対象はアメリカの高校生。原書初頭に示された、数学の内容項目と職業の対応一覧表(経理担当者・医者・建築家・大工・パイロット等)は圧巻。著作権の関係上、翻訳書では問題と職業の対応一覧表を作成して掲載した。数学を職業と結び付けた原書の視点は,日本には無い視点であり,欠けている視点だとも言える。各問解答付き。使い勝手を考慮して、適宜,解説と説明のための図を付加。将来の進路や職業を見据えながら数学を考え、各専門分野,生活空間に数学が溢れていることを実感し、その有用性や重要性、価値を発見するのに最適。「数学なんて、買い物さえできれば要らない!」などという世評を吹き飛ばす書。
本書は、新刊急行ベル(図書館流通センター)に選定され,発売と同時に全国公共図書館に収められました。

■主な内容
・職業と数学の内容についての一覧表
Part1 一般的な算数・計算
 分数/小数/平均/比率と割合/百分率(%)/統計グラフ/その他の項目
Part2 実用的な幾何学
 計測と換算/面積と周の長さ/体積・容積/ピタゴラスの定理
Part3 初歩の代数
 数式/一次方程式

出版社

(株)共立出版

発行日

2019年5月31日

著者

■翻訳者紹介
・専門分野 コンピュータサイエンス 情報教育 データ分析 数学教育
・立教大学大学院理学研究科数学専攻博士後期課程満期退学。
・米国イリノイ州立大学コンピュータサイエンス学科デジタルコンピュータ研究所(DCL)
客員研究員(2000~2001)
・私立大学情報教育協会協会賞受賞,拓殖大学総長賞受賞(1999)
・数学教育学会理事,教育工学会,科学教育学会に所属

主な著書に,
1. こんな数学やってみませんか?-101の課題 共訳 1997年第3刷発行 東京書籍
2. 大学生の知の情報ツール 2012年 編著 共立出版
3. 文科系学生のためのデータ分析とICT活用 2015年 編著 共立出版
などがある。