『「地域×大学生」が未来をひらく 実践!まちづくり学 〜コミュニティを幸せにする、デザインの挑戦。〜 拓殖大学編』 監修:徳永達己(国際学部教授)、永見豊(工学部准教授)、工藤芳彰(工学部准教授) | 大学 | ニュース一覧 | 拓殖大学

『「地域×大学生」が未来をひらく 実践!まちづくり学 〜コミュニティを幸せにする、デザインの挑戦。〜 拓殖大学編』 監修:徳永達己(国際学部教授)、永見豊(工学部准教授)、工藤芳彰(工学部准教授)

掲載日:2019年10月11日

「地域×大学生」が未来をひらく 実践!まちづくり学 〜コミュニティを幸せにする、デザインの挑戦。〜 拓殖大学編

地域と大学生が連携して「まち」の問題解決に挑む、「学生参加型まちづくり」の最前線。

政府の「地方創生」がスタートして4年半たちました。
地域や地方の「課題」はそれによって改善しているのでしょうか?
本書は「地域連携」という仕組みを活用した学生たちのまちづくり活動に挑戦する事例を通じて「これからのまちづくり」のあり方を展望するものです。

地域と大学生がつながりながら、まちに化学反応を生み出す活動とはどんなものなのか。まちを変えるのに必要な仕掛けとは何か。まずはChapter1で、まちづくりの課題と改善のための方法論について解説します。

地域の歴史をひもとき、住民の声に耳を傾け、「まち」をデザインする。
コミュニティを幸せにするために、「デザイン」にできることは何か──。
埋もれた「地域資源」を、デザインの視点で見つめ直し、まちの付加価値を高める実践活動。続いてChapter2で、大学生たちが挑んだ、地域に寄り添う「デザイン支援プロジェクト」の事例研究を解説します。

C h a p t e r 1 「課題解決」への「ヒント」が、ここにある。
【大学生×まちづくり実践研究】
すべては 「ひとづくり」 「新しいカンケイ」をつくる挑戦。
・ 山梨県 富士川町 「山梨×八王子」地域をつなげる! 「プロジェクトYターン!」 戦略。
・ 山梨県 甲府市 「フューチャーセンター」で 「新しい価値創造」を始めよう。
・ 山梨県 南アルプス市 市民たちの事業化プロジェクト「里山ツーリズム」をやってみよう。
・ 山梨県 甲府市帯那「グリーンビジネス」を考える 「里山の農業体験」プロジェクト。もっと知ってほしい! やまなし 「帯那ネットワーク構想」。
・ 長野県 塩尻市 ICT先進都市 「センサー通信網」で行政イノベーションを目指す。
・ 岩手県 釜石市 自分で 「ふるさとをつくる」これからは 「哲学の時代」です。
・ 宮城県 南三陸町×ラオス 「フェアトレード」でつなげる 「ミッタパープ」の地域支援活動。
・ 長野県 下條村 「道役」という奉仕活動を受け継ぐ 「住民参加型の地域力」。

C h a p t e r 2 「持続可能な社会」のために、「できること」がある。
【大学生×デザイン実践研究】
「未来」へつなげよう コミュニティを幸せにする、デザインの哲学。
・ 東京都 八王子市館ケ丘団地 デザイン支援プロジェクト みんなの 「地域食堂」が生まれた日。
・ 東京都 八王子市 地域学習ゲーム 「山車の札」で歴史を学ぼう。古来の物語 「とんとんならべ」昔話あそび。「認知症患者」「知的障害者」のためにデザインができること。
・ 長野県 上田市鹿教湯温泉 「外部の目線」で 「非日常を案内する」異色ガイドブック。
・ ロンドンで見つけた 「ソーシャルデザインのヒント」
・ 東京都 八王子市清川町 住民参加型まちづくり10年プロジェクト ゆとり・ふれあい・やさしさ 豊かさを実感できる「まち」を求めて。
・ 東京都 八王子市 「1964年、東京五輪の熱狂」再び八王子に「自転車の聖地」を復活させよう!
・ 広島県 呉市三角島 「ヒトが動く!」シカケづくり 「日本の離島」を元気にするデザイン。
・ 青森県 「学生あおもりんぐ」プロジェクト 斬新な若者目線プロモーションを提案。
・ 「ヒント」を 「カタチ」にする! 〝若者目線〟のアイデアが、いっぱいあります。

【SPECIAL INTERVIEW】拓殖大学 川名明夫学長 「後藤新平」に学ぶ 「これからのまちづくり」の姿勢

出版社

大空出版

発行日

2019年7月26日

著者

監修
徳永/達己
拓殖大学国際学部国際学科教授。神奈川県生まれ。拓殖大学卒、東京海洋大学大学院修了。 卒業専門はインフラ開発、都市計画。アフリカなどの開発途上国で数多くの開発プロジェクトに参画。2015年より現職。近年は、途上国の経験を活かした地方創生および学生参加によるまちづくり活動の取り組みを研究・実践している。

永見/豊
拓殖大学工学部デザイン学科准教授。千葉県生まれ。千葉大学大学院工学研究科工業意匠学専攻修了。建設コンサルタントとして橋梁の景観設計に携わる。専門は景観デザインで、近年は地域活性化や交通安全対策にも取り組んでいる。

工藤/芳彰
拓殖大学工学部デザイン学科准教授。大分県生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)卒、拓殖大学工学研究科修士課程修了。博士(工学)。専門とするデザイン史の視点から、指導学生とコミュニティデザイン支援に取り組む。