人文科学研究所公開講座「水道民営化問題と社会的共通資本」が開催されました

掲載日:2019年12月24日

2019年12月21日(土)、文京キャンパスにて人文科学研究所主催の公開講座が開催されました。今回は本学政経学部教授の関良基先生を講師とした「水道民営化問題と社会的共通資本」というテーマでのお話しでした。先生はお話しの前半で、水道民営化をめぐるさまざまな問題を、多くのデータを参照しながら分かり易く解説し、また後半では、現代の喫緊の課題である異常気象による水害に焦点を当てながら、ダム建設よりも河川の堤防強化に力を入れるべきことを、説得力をもって論じました。

今回の公開講座は本来、10月12日に開催される予定でしたが、台風の影響で延期となったにもかかわらず、熱心な11名の聴講者を交えた活発な質疑応答が行われ、きわめて有意義な公開講座となったと思われます。

本学は地域に開かれた大学をモットーに本学付属研究所が中心となり、多くの市民の皆様に有益な公開講座を企画実施しています。
来年度も引き続き、皆様の期待に沿えるような公開講座を予定しています。
今後のスケジュールについては本学のホームページ「公開講座」をご参照ください。

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