新型コロナウィルスの感染拡大に伴う授業開始日の変更について[4月17日更新]

掲載日:2020年04月17日

学生の皆さんへ

拓殖大学 学長 川名明夫

新型コロナウィルスの感染拡大は深刻な状況にあり、政府から緊急事態宣言が出され、本学でも4月8日から5月6日まで、原則、学生、教職員が大学構内へ立ち入ることを禁止しています。学生の皆さんにとっては、新たな大学生活の始まりという大切な時期にもかかわらず、大学構内へ入ることもできず、履修の申告もできない状況にあり、さぞ不安なことと思いますが、学生の皆さんの安全を考えての事とご理解ください。
さて、これまで5月8日から授業を開始するとしていましたが、現在のコロナウィルス感染の状況をみますと、前期の授業期間中に皆さんが大学へ来て教室で直接先生から講義を受けることが、十分安全と言える状況にはなりえないと判断し、前期の授業は原則、Blackboardを利用した遠隔授業とすることにしました。多くの授業を遠隔授業で行うことはこれまで本学では実施したことがなく、皆さんもあまり経験がないことから試行期間が必要と考え、授業の開始日を5月25日に再度変更させていただきます。また、前期の終了は8月8日とさせていただきます。三度にわたり大切な授業開始日を変更し申し訳ありませんが、上記のような状況をご理解いただきたいと思います。
遠隔授業を用いることに関しては、学生、教職員の皆さんの安全を守ると共に大学本来の役割である学業の機会を保障するということを両立させるための判断であるとご理解ください。現在、感染の拡大に伴い社会全体でテレワーク等が進みネットワークが混雑し通信状態が悪化することも考えられます。また、皆さんの通信環境も異なっており、授業の進行に様々な影響があることが考えられます。通信環境の違い等によって不公平が出ないよう大学として十分対処していくことにしています。コロナウィルスとの戦いは、私たちにとって大きな挑戦です。皆さんと力を合わせこの難局を乗り切っていきたいと思います。

遠隔授業の実施のお知らせ(学生用)

※予定していた履修ガイダンス等は全て中止となりましたのでお知らせします。
※履修・授業に関するお知らせは「Takudai Portal」で随時発信していますので、毎日確認してください。
※本学では緊急事態宣言を受けて、現在事務局では勤務態勢を縮小しております。