『アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』池上賢(政経学部准教授)共著 | 大学 | ニュース一覧 | 拓殖大学

『アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』池上賢(政経学部准教授)共著

掲載日:2020年12月03日

アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論

アニメについて社会学的な視点で考え、研究するために多様なファン活動、アニメ産業の特性、それらを支える技術や制度、メディアといった多様な角度からアニメ研究と文化社会学の拡がりを捉え、両者の接続を試みる基本論集本書は多様な課題について議論しながらアニメを社会学的に検討するために「娯楽」「産業」「技術・想像力」の結びつき方について検討する文化産業論的な試みである。こうした視点を通して、本書ではアニメ研究と文化社会学的な研究双方の研究の拡がりと両者の接続を試みている。アニメ研究でも文化社会学でも、読者が研究を進め考えていくうえで本書がその一助となることを望んでいる。(「序章」より)

出版社

ナカニシヤ出版

発行日

2020年10月29日

著者

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拓殖大学政経学部准教授
池上賢
2011年、立教大学大学院社会学研究科修了。博士号(社会学)。立教大学兼任講師、立教大学助教などを経て2020年4月より現職。専門分野は社会学、マンガ論、メディア・オーディエンス研究。著書に『”彼ら”がマンガを語るとき、――メディア経験とアイデンティティの社会学』(ハーベスト社)、『現代文化への社会学――90年代と「いま」を比較する』(共著/北樹出版)など。