『これからのインフラ開発』徳永達己(国際学部教授)・武田晋一(国際学部准教授)共著

掲載日:2021年09月08日

『これからのインフラ開発』

世界中の人・モノ・情報の流れの高速化に伴い、インフラの再構築が求められる現在、質の高い日本の技術に改めて注目が集まっています。また、少子高齢化を迎えた日本がコロナ禍の影響から立ち直るためにも、老朽化したインフラの整備をはじめとする地方創生は急務となっています。
そこで本書は、持続可能性に代表されるSDGs、衰退する地方を活性化する地方創生、スマート社会の構築を図るSociety5.0から成る3つの視点から日本が世界に誇る技術を網羅し、最新情報を整理したものです。これにより、脱炭素化に向けた新しい時代に求められるインフラの機能と取り組むべき社会課題を提示し、諸外国や国内地域の様々な事例を踏まえ、改善方策について考察を試みております。

【目次】
はじめに
本書の特徴と構成

第1部 いま求められるインフラ開発とは
 第1章  持続可能なインフラ開発に向けて
 第2章  インフラの基礎知識
 第3章  インフラ計画とデータ分析
第2部 持続可能なインフラ開発の試み
 第4章  都市計画・まちづくりインフラ
 第5章  交通・ロジスティクスのインフラ
 第6章  防災インフラ
 第7章  産業インフラ
 第8章  農業インフラ
 第9章  給水インフラ
第3部 新しい時代に向けたインフラ開発
 第10章 人づくりのインフラ
 第11章 新しい時代のインフラ開発

おわりに
参考文献
索引

出版社

弘文堂

発行日

2021年8月15日

著者

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徳永達己(とくなが たつみ)
拓殖大学国際学部国際学科教授
1961年生まれ。東京海洋大学大学院商船学研究科博士課程修了。博士(工学)
専門はインフラ開発、都市計画。アフリカなどの開発途上国で数多くの開発プロジェクトに参画。2015年より現職。近年は、途上国の経験を生かした地方創生および学生参加によるまちづくり活動の取り組みを研究・実践している。

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武田晋一(たけだ しんいち)
拓殖大学国際学部准教授/Vietnam Japan University(日越大学)社会基盤プログラム准教授
1966年生まれ。日本大学大学院理工学研究科交通土木工学修士課程修了。修士(工学)
専門はデータ分析、交通計画。東アジア地域の産業連関分析や交通データベースの構築に参画。竹中土木、東京工業大学工学部助手を経て1999年より現職。現在、JICA長期専門家派遣により、Vietnam Japan University(日越大学;ベトナム国ハノイ)社会基盤プログラム准教授として派遣中(2021年3月-2023年3月)。