第23回 全国高校生・留学生作文コンクール2021 表彰式を開催

掲載日:2021年11月02日

10月31日(日)に拓殖大学文京キャンパス後藤新平・新渡戸稲造記念講堂にて第23回全国高校生・留学生作文コンクール(主催:拓殖大学 拓殖大学後援会)の表彰式が行われ、全国より多くの入賞者が参加しました。

23回目を迎えた今回のコンクールは「AI 新しい社会と私たち」をテーマとして、全国から2,350編の作品が寄せられ、厳正な審査の結果、各部門の入賞作品が決定。高校生の部、「後藤新平賞(最優秀賞)」には今井萌加さん(拓殖大学第一高等学校1年)の「人と人の間に見つける働きがい」が選ばれました。また、全国の高校や日本語学校、大学別科で日本語を学ぶ外国人留学生を対象とする留学生の部では、中国出身のキョ・オウケツさん(東京都 申豊国際学院)の「私たちとAIとで創る新しい社会」が「新渡戸稲造賞(最優秀賞)」に選出されました。

後藤新平賞を受賞した今井萌加さんは受賞記念スピーチのなかで、AIにより少子高齢化や貧困の問題が解決される可能性と、益々働きがいの重要性が高まる未来社会について考えを述べました。新渡戸稲造賞を受賞した許泓杰さんは、農村で生まれ育った自身の経験から教育格差の解決に向けたAIの活用について考えを述べました。受賞者の引率として表彰式に参加した日本語学校教員はコロナ禍のなか、多くの留学生が不便な学生生活を強いられているが、このような思い出になる式に参加させることができて良かったとその思いを語りました。

第23回 全国高校生・留学生作文コンクール 概要

応募期間

2021年7月1日(木)-9月8日(水)

テーマ

AI 新しい社会と私たち」

応募総数

2,350編

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高校生の部 後藤新平賞 今井萌加さん

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留学生の部 新渡戸稲造賞 許泓杰さん

※各賞受賞者の氏名・学校等は拓殖大学ホームページをご覧ください