丹羽文生海外事情研究所教授が「咢堂ブックオブザイヤー2021」大賞受賞
掲載日:2022年01月07日
昨年(2021年)12月25日に発表された尾崎行雄記念財団「咢堂ブックオブザイヤー2021」大賞(演説部門)に丹羽文生海外事情研究所教授の著者『評伝 大野伴睦:自民党を作った大衆政治家』(並木書房)が選ばれました。
これは「憲政および国政・地方自治や選挙などに関するすぐれた書籍を顕彰」するというもので「選考および授賞理由」は以下の通りです。
大衆政治家・大野伴睦といえば「猿は木から落ちても猿だが、代議士が落ちればただの人だ」「政治は義理と人情とやせ我慢」等の語録が有名ですが、雄弁の数々の源泉は「政治家本人の信念と覚悟」である。そう解き明かした著者の業績こそが、本書の真骨頂であるという声も寄せられました。選考過程で書籍にひかれた蛍光マーカーも、圧倒的な数を誇りました。(尾崎行雄記念財団ホームページより)
著者『評伝 大野伴睦:自民党を作った大衆政治家』紹介
※「拓大人の本」ページ
丹羽文生(にわ・ふみお)
1979年、石川県生まれ。東海大学大学院政治学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(安全保障)。拓殖大学海外事情研究所助教、准教授を経て、2020年から教授。海外事情研究所附属台湾研究センター長、大学院地方政治行政研究科教授。岐阜女子大学特別客員教授。著書に『「日中問題」という「国内問題」:戦後日本外交と中国・台湾』(一藝社)等多数。