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『ビギナーズ犯罪法』守山正(名誉教授)編著 渡邉泰洋(政経学部准教授)共著

掲載日:2022年04月28日

ビギナーズ犯罪法

従来の『刑法各論』から出発し、これに犯罪類型ごとの現状と法規範の位置づけ、 さらには刑罰の適用、問題の所在を加味して、刑法と特別刑法を横断する視点から、 包括的な犯罪の問題解決型をめざす書。判例などを参照しつつ、解釈論のみに拘泥せず、さらに今後の犯罪対策も展望した、刑法と刑事政策の交錯を描く。

《目 次》
第1講「犯罪法」総説
第2講 生命侵害に関する犯罪
第3講 身体の安全に関する犯罪
第4講 行動の自由に関する犯罪
第5講 性に関する犯罪
第6講 プライバシーと表現に関する犯罪
第7講 財産に関する犯罪①
第8講 財産に関する犯罪②
第9講 公共安全に関する犯罪
第10講 交通に関する犯罪
第11講 薬物に関する犯罪
第12講 環境に関する犯罪
第13講 企業と経済に関する犯罪
第14講 労働に関する犯罪
第15講 風俗に関する犯罪
第16講 内乱・外患・国交に関する犯罪
第17講 公職および政治活動に関する犯罪
第18講 公務に関する犯罪
第19講 サイバー空間に関する犯罪
第20講 人種に関する犯罪
第21講 医療に関する犯罪
第22講 少年の福祉に関する犯罪
第23講 親密領域に関する犯罪

出版社

成文堂

発行日

2020年6月20日

著者

【編著】守山 正(もりやま・ただし)
拓殖大学名誉教授、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程終了
拓殖大学政経学部専任講師、助教授、教授を経て現職。国士舘大学、東洋大学、白百合女子大学、早稲田大学法学部・法学研究科・法科大学院、慶応義塾大学法学部・大学院、東京大学の元非常勤講師、およびブリティッシュ・カウンシル派遣によるケンブリッジ大学犯罪学研究所客員研究員、国連ローマ犯罪司法研究所(UNICRI)客員教授。Theoretical Criminology誌, Howard Journal誌の各国際元編集委員。法務省、警察庁、東京都、警視庁、神奈川県警・県庁、横浜市、静岡県庁の元有識者会議メンバー。主要著書に『犯罪学への招待』(日本評論社)、『少年非行と法』、『イギリス犯罪学研究Ⅰ、Ⅱ』、『ビギナーズ少年法』、『ビギナーズ刑事政策』、『ビギナーズ犯罪学』(いずれも成文堂)、訳書に『日常生活と犯罪』、『犯罪分析ステップ60』(いずれも成文堂)など。

【共著】渡邉泰洋(わたなべ やすひろ)
拓殖大学政経学部准教授
拓殖大学政経学部卒業、国士舘大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)
主要著書:『イギリス連合王国における少年法制の変遷―「処罰」と「福祉」の相克』(成文堂、2008年)