拓殖アーカイブズ事業室は国立台湾図書館と学術交流に関する協定書を締結しました

掲載日:2023年03月10日

拓殖大学拓殖アーカイブズ事業室(室長:福田勝幸理事長)と台湾の国立台湾図書館(曹翠英館長)は、令和5(2023)年3月3日、台湾新北市の国立台湾図書館において学術交流に関する協定書を取り交わしました。
国立台湾図書館は、日本統治時代の1914年に設置された「台湾総督府図書館」を前身とし、その蔵書を継承、保存しています。日本統治時代に台湾で発行された書籍、新聞、雑誌等をほぼ網羅的に所蔵しています。台湾協会学校として創設された本学及び戦前に台湾に赴任した卒業生の実態を知る第一級の資料を含みます。今回の協定によって、その膨大な資料を、拓殖アーカイブズ事業室のパソコンから直接、検索、閲覧利用することが可能になります。また事業室では、前身の創立百年史編纂室が刊行した書籍等を、同館を通じて台湾の研究者に直接、提供する予定です。
調印式には国立台湾図書館から館長はじめ館員約20人と来賓として台湾史研究の権威・蔡錦堂先生が招かれ、本学からは拓殖アーカイブズ事業室の長谷部茂主幹(国際日本文化研究所教授)が参加しました。

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