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『真剣に生理の話をしよう~子どもの自立につながる月経教育~』鈴木なつ未(国際学部准教授)著

掲載日:2024年03月13日

真剣に生理の話をしよう~子どもの自立につながる月経教育~

月経を正しく学ぶと子どもは自立する!
金メダリストなどもサポートしてきた著者が、誰でも今すぐできる「月経教育」の始め方を伝授。 10代から50歳ごろまでの女性には毎月生理(月経)があります。
・それは健康の証。特別なこと、恥ずかしいことでもなく、当たり前のことです。
・3ヵ月以上月経が来なかったら、脳からのサインかも。すぐに受診しましょう。
・月経がつらかったり、普段と違うことがあったりする場合も、受診しましょう。些細なことでも構いません。
・月経と上手に付き合うために、普段から記録して、自分を知ることが必要です。
・自分のからだを知ることで、自立し、成長することができます。 本書で提唱する「月経教育」をかんたんにまとめると、こういうことです。でも、これだけでは月経教育は半分しか完成しません。
あと半分は何でしょう。それは、子どもと大人が、気軽かつ当たり前に、月経についてオープンに話し合うことができるようになることです。
子どもたちのよりよい人生のために、真剣に生理の話をしよう。
性別に関係なく、みんなで。今日から。そのために大人ができることを、この本でお伝えします。(本書「はじめに」より)

出版社

時事通信出版局

発行日

2024年3月5日

著者

鈴木なつ未(すずき なつみ)
拓殖大学国際学部准教授。
拓殖大学卒業後、筑波大学大学院一貫制博士課程 人間総合科学研究科 スポーツ医学専攻修了。博士(スポーツ医学)取得。その後、国立スポーツ科学センターなどスポーツ関連団体の研究員として従事し、(公財)日本オリンピック委員会強化スタッフ、(公財)日本スケート連盟で科学スタッフなどとしても活躍。現在に至るまで、様々な種目のオリンピック代表選手やジュニア世代のアスリートの体調管理などに携わる。専門は女性アスリートのコンディショニングで、月経管理や月経への対処についてなどの研究、教育・啓発を行っている。