『考える防災24 生き抜くための災育のすすめ』濱口和久(地方政治行政研究所特任教授)著

掲載日:2025年01月22日

公益財団法人モラロジー道徳教育財団発行の月刊誌『れいろう』で2年間にわたって連載した「備えあれば憂いなし」を再編集した1冊です。想定外の事態が起こっても慌てることなく行動するには防災教育が必要不可欠です。知恵と対策がぎゅっと詰まった本書で「災育」をはじめませんか?
【目 次】
1章 防 災
史料から学ぶ自然災害
災害の規模
日本は"地震大国"
財産を守るために自宅に備えておくもの
津波に対する正しい理解を
「稲むらの火」から学ぶ津波防災教育
非常持ち出し品と備蓄品の用意
家具類固定の必要性
地域の安全を守る消防団活動を知っていますか
第2章 災 害
ハザードマップを避難行動に生かすには
自分事として防災意識の定着を
災害時に会社で必要な対策と備え
就寝中は最も無防備
自宅に必要な対策と備え
日本人に必要な防災力とは
自分の住む地域の自主防災組織に参加しよう
防災教育と避難行動
子供たちの防災力を高める取り組み
日本の危機管理は大丈夫か
第3章 国 防
日本は危機と隣り合わせ 
中国リスクを考える
国民保護の視点
日本における「感染症」の課題
日本の医学の発展に貢献した人物と種痘の普及

出版社

ニューモラル出版

発行日

2024年12月20日

著者

濱口 和久(ハマグチ カズヒサ)
拓殖大学大学院地方政治行政研究所特任教授
1968年、熊本県生まれ。防衛大学校材料物性工学科卒、名古屋大学大学院環境学研究科博士課程後期単位取得満期退学。防衛庁陸上自衛隊、栃木市首席政策監などを経て、現職の他に、拓殖大学防災教育研究センター長、日本大学法学部公共政策学科非常勤講師、一般財団法人防災教育推進協会理事長、文科省所管国立研究開発法人防災科学技術研究所客員研究員、日本航空学園理事室アドバイザーなどを務める。