『感性思想のデザイン』岡﨑 章(博士・感性科学)著
掲載日:2026年07月17日
感性思想のデザイン
デザイン思考は、与えられた課題を解決する技術として大きな成果をあげてきました。しかし「何が問題なのか」さえ定まらない現代では、その方法論は限界を迎えつつあります。 本書は、この行き詰まりを越える創造の出発点を「感性」に求めます。
感性とは、単なる好みや主観的な印象ではなく、人間が世界と関わり、まだ言葉にならない意味の萌芽を感じ取る、もっとも根源的な知です。 この感性を中核に据える「感性思想」を、観察・解釈・構想・具現化・評価という創造のプロセス全体を貫く思想として提示し、手法やツールそのものよりも、その背後にある「考え方」を問い直します。
すでに刊行した『感性でひらくデザイン』『感性をカタチにする患者中心医療のためのデザイン』が教育と医療における感性の「実践」を扱ったのに対し、本書はそれらを支える「思想」を根本から捉え直す一冊です。
出版社
株式会社 KANSEI DESIGN
発行日
2026年7月16日
著者
岡﨑 章(おかざき あきら)
広島県福山市出身。筑波大学芸術研究科を修了後、東北芸術工科大学 デザイン工学部 生産デザイン学科 助手、筑波大学 芸術学系 専任講師 を経て、現在、拓殖大学工学部教授 情報・デザイン工学専攻主任。
中学校学習指導要領解説 美術編 作成委員、科学研究費 審査員、日本デザイン学会理事など歴任。現在、キッズデザイン賞審査委員。
チャイルドライフデザインという新しい概念のもと研究を進め、その成果は、特許、グッドデザイン賞、医療の質・安全学会 ベストプラクティス優秀賞などがある。

