『流通・マーケティング研究の新地平』堂野崎衛(商学部教授)共編著
掲載日:2026年09月29日
変化する流通を捉える理論と実証
経済社会の変化にともない、流通を取り巻く環境は大きく変化している。グローバル化や消費行動の変化、企業間関係の再編、デジタル技術の進展、物流をめぐる諸課題など、現代の流通はさまざまな変化に直面している。本書では、こうした現代流通の構造的変化を捉えるため、流通・マーケティング研究における理論的課題と具体的な事例を多面的に検討する。一般流通と食品流通という二つの視角から、企業間の取引関係やチャネル、フランチャイズ方式、小売業態、卸売市場、物流などを取り上げるとともに、流通が社会や生活を支える機能にも目を向ける。理論と実証の両面から現代流通の諸相を描き出すことで、変化する流通を捉えるための新たな研究の地平を提示する。(本文より)
目次
はしがき
第1章 グローバル・マーケティングにおける新興国チャネル研究
第2章 2021年輸出用清酒製造免許制度施行後における日本産清酒輸出の諸課題
第3章 韓国の食料消費事情の変化と流通のグローバル化
第4章 モノと宿泊のシェアリング
第5章 現代流通研究の理論と方法
第6章 流通における取引編成基軸と関係様式
第7章 バター、コメの需給逼迫と価格形成
第8章 フランチャイズチェーンにおける本部と加盟店の契約と取引
第9章 均一価格小売業における小売チャネル戦略の転換
第10章 ドラッグストア企業における食品の低価格販売と利益確保の両立
第11章 静岡県における卸売市場の現状と課題
第12章 市場外企業による青果卸経営への進出と事業再編
第13章 食品卸売業者による青果物取引のECチャネル活用と電子化の可能性
第14章 加工食品卸売業者における物流効率化
第15章 持続可能な物流構築に向けての物流改革
第16章 食の社会インフラとしての流通
出版社
筑波書房
発行日
2026年1月10日
著者
堂野崎 衛(どうのさき まもる)
1976年広島県呉市生まれ。
拓殖大学商学部教授。
中央大学大学院商学研究科博士課程後期課程満期退学。修士(商学)。
拓殖大学商学部准教授を経て現職。
主な著書に、『リテールマーケティング入門』(白桃書房 2023)。

