学外講師による講義が行われました

掲載日:2023年07月19日

桂太郎塾では毎週土曜日に学内外講師による講義を行っています。
78日(土)には、内閣官房副長官補・軍縮会議日本政府代表部大使だった髙見澤將林氏をお招きし、「戦略三文書の策定と今後の日本の安全保障・防衛政策の課題」と題して、ご講義頂きました。
髙見澤講師は、ご自身の経験を基に国家安全保障会議の役割について解説しました。そして、過去の文章との比較を通じて、新三文書の特徴やその背景にある日本政府の国際情勢認識の変化について説明しました。
最後に今後、増額される防衛費の配分についても詳細に解説し、現場での経験から発せられる話に学生は熱心に耳を傾けていました。

715日(土)には、佐賀新聞社代表取締役社長の中尾清一郎氏をお招きし、「21世紀的歴史・芸術の素養」と題してご講義頂きました。中尾講師は、はじめに幕末における佐賀藩の役割について解説し、日本史と世界史を単独で見るのではなく、横断的かつ包括的に学ぶ必要性を熱く語りました。また、歴史や過去の偉人からの学び方について解説し、歴史を学ぶ意義についても教授しました。
最後に、西洋、中国、日本などの具体的な芸術作品を取り上げながら、様々な文化圏の「閾値」を知ることの重要性を説き、まずはオペラを観ることから始めようと学生に投げかけました。
次回の桂太郎塾は、本学創立者桂太郎公の出身地、萩で合宿を行います。

画像

髙見澤將林氏

画像

中尾清一郎氏

問い合わせ
研究支援課(文京キャンパス)
TEL 03-3947-7595