後期授業が始まりました
掲載日:2024年10月25日
桂太郎塾では土曜日の午前中に学内外講師による講義を行っています。
9月28日(土)、竹内舞子早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員(元国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員)をお招きし、「国連安保理の機能と限界~北朝鮮制裁を例に~」と題して、Zoomにてご講義いただきました。竹内講師は、まず国際連合の機構やシステム、役割などを紹介され、次いで安全保障理事会の機能と限界について、特に北朝鮮制裁を事例に解説されました。また、ご自身の経験として北朝鮮問題への取組みのほか、キャリア形成の方法についても塾生たちに示されました。
10月12日(土)、高山晶一東京新聞編集局次長をお招きし、「異端か王道か~東京新聞が考えるジャーナリズム~」と題してご講義いただきました。高山講師はご自身の豊富な記者経験を踏まえながら、政治記者の活動内容や昨今の報道状況の変化などについて説明され、2011年3月の東日本大震災および福島第1原発事故を契機とする東京新聞の報道目的について、ファクトにもとづく権力の監視という自社の姿勢を塾生たちに伝えられました。
10月19日(土)、本学の森伸生イスラーム研究所所長をお招きし、「最近の日本のハラールビジネスの現状について」と題してご講義いただきました。森講師はイスラーム教における食や金融などの諸規定について説明し、インドネシアなど東南アジア諸国のハラール規定の現状や各国政府の取り組みについて取り上げました。塾生も初めて耳にする内容が多く、イスラーム圏における新たなビジネスの形態に触れる良い機会となりました。

早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員
(元国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員)
竹内舞子講師

東京新聞編集局次長 高山晶一講師

拓殖大学イスラーム研究所所長 森伸生講師