石川 守(教授)

研究

日本語教育を始めて40年以上になります。今までに教えた学生の国籍も多分90カ国以上になりました。年代も10才ぐらいから70才ぐらいまで、職業もあらゆる職域に渡ります。教えた学生の数はもうわかりません。ただ、この職業を選ばなければ、これほど多くの外国の多様な人々に出会うことはなかったと思います。教えるというより、むしろ学ぶことの方が多かったような気がします。おそらくこれが外国人の対する日本語教育の醍醐味だろうと思います。 さて研究ですが、日本語の文型(文法)や語彙を、相互作用型の直接法(翻訳をせずに日本語の会話だけで教える方法)でどのように教えたらいいのか、またどのようにしたら、 学習者にとってわかりやすいのだろうか、どうやったら短期間で話せるようになるのかなどを研究してきました。また、指導技術としては、学習者の意識をコントロールし教師が導入したい、あるいは言わせたい文型や語彙や表現に短時間で導いていくという誘導法という方法を開発しました。
なお、院生の研究に関しては、指導可能な限り、本人の希望に合わせ、出来るだけ広い範囲のテーマに対応できるよう心がけています。

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研究室のメンバー

研究室のメンバーは現在、博士後期課程8名、前期課程7名、交換留学生1名という構成で、研究テーマは、文法、意味分析、日本語教授法、日本語教育史などです。

趣味

旅行、キャンプ、山歩き、スキー、自転車、写真 その他

趣味は、いろいろありますが、書ききれません。研究室では、旅行やスキーに行きます。おかげで熱帯から来た学生でもずいぶんスキーが上手になってしまった学生もいます。

スキー合宿、苗場にて

スキー合宿、苗場にて

授業終了のコンパ、池袋「月の砂漠」にて

授業終了のコンパ、池袋「月の砂漠」にて