大連外国語学院日本語学院で日本語を教えています
小井亜津子さん
2012年の3月に博士前期課程を修了後、4月から大連外国語学院日本語学院で日本語を教えています。現在、学部生の会話や作文の授業に加え、通訳コースの大学院生の口語訓練も担当しています。
キャンパスは大連市街地からは遠く離れた旅順口区にあり、ほぼ全員の学生たちは寮で共同生活をしながら、毎日ビッシリつまった授業をこなしており、日本の大学とはだいぶ異なった印象です。
大外（大連外国語学院の通称）の学生たちは教師に対して大変礼儀正しくかつ親しく接してくれ、交流はとても活発です。学生たちは授業だけではなく、スピーチや作文のコンテストなどにも積極的に参加しており、私たち日本人教師が学生を個人指導する機会も多いです。意欲あふれる学生たちと接していると、こちらも日々自分を磨き、少しでも学生たちの期待に応えたいという気持ちが自然と湧いてきます。
日本語能力の向上を支援するというのはもちろんですが、それぞれの学生たちが日本語を学んでよかったと思えるような、なんらかの道筋を見つけられるよう、自分にできることを常に考えていきたいと思っています。
