東京国際大学で日本語を教えています

吉川幸修さん

2014年3月に博士号(言語教育学)を取得後、タイ、香港、中国にあるイギリスの大学を経て、2021年4月より東京国際大学で日本語を教えています。

私は20074月に拓殖大学大学院言語教育研究科博士前期課程日本語教育学専攻に入学し、20094月に同博士後期課程言語教育学専攻に進みました。指導教授は博士前期課程から阿久津智教授でした。

入学後は、指導教授である阿久津先生をはじめ同研究科の先生方、大学職員の方々、そして、研究室の先輩、同期、後輩にも大変お世話になりました。皆様のおかげで、大変有意義な学生生活を送ることができました。ここで心から感謝の意を表したいと思います。

特に、指導教授の阿久津先生には本当にお世話になりました。博士論文の執筆に行き詰まっているときにかけられた「がんばりましょう」や「とりあえず、やってみましょう」などの言葉に不思議と救われたのを今でも覚えています。

また、先生から言われた「いろいろやっておくといい」という言葉の意味を最近理解したように思います。大学院で勉強していたころは、仕事で英語が役に立つとは思っていませんでした。しかし、現在私が教えている学生は、英語で学位取得を目指す留学生なので、英語が役に立っています。このように直接関係のないことでもやっておくと、あとで何かに使える日が来ると思うようになりました。

今後も、先生から頂いた言葉を胸に、さまざまなことに挑戦していきたいと思います。

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