社会で活躍する卒業生/ 独立行政法人 国際協力機構(JICA)

他にはないリアルな国際協力を学び、夢を叶えることができました

プロフィール

国際開発学部 開発協力学科
(現:国際学部 国際学科)
2004年3月卒業

就職先

独立行政法人 国際協力機構(JICA)

経済援助を通じて、
インドネシアの未来づくりに関わっています。

現在、インドネシアの開発資金援助(貸付)で防災と水資源に関わる案件※を担当。案件の発掘・調査からプロジェクトの形成、貸付の審査・契約までを行っており、年に何度も現地を訪れています。 開発の視点と金融機関の視点の両方が求められるので大変な部分もありますが、国単位の大規模開発事業を実現していくのはとてもやりがいがあります。そして、子どもたちの未来のためになると思うと喜びを感じます。
※ 災害復興、防災、火山対策など。代表的な例としてスマトラ沖地震の復興がある。

現在の仕事に欠かせないスキルは、拓殖大学で手に入れました。

プロジェクトを円滑に進めるために一番大切なのは"対話"です。 語学は重要なツールとなるので、大学時代に磨いたインドネシア語が大きな武器になっています。交換留学や修士論文執筆のため現地を訪れる機会に恵まれたことが現在の仕事の基礎になりました。 当時の仲間や先生方とは今でも交流があり、これからの人生にも 欠かせない存在に。本当の意味での国際開発や国際協力が学べる拓殖大学で、多くの宝物を手にできたと感謝しています。

後輩へのメッセージ

後輩のみなさんには、実際に現地に行き、自分の目で見て自分の意見を言えるようになってもらいたいと思います。現地でしか学べないことも多く、将来必ず役立ちます。拓殖大学にはたくさんチャンスがあるのでぜひ活用してください。