保護者の皆様へ

労働供給制約社会を迎えようとしている現在、人手不足が深刻化している物流、建設、サービス業界が新卒求人倍率を押し上げ、学生にとっての売り手市場が続いています。これらを背景に、産業界では初任給の引き上げや早期から人材獲得に動き、多くの企業が3年次夏のインターンシップから採用に繋げています。 これらの動きから、インターンシップに行かないと後れを取るといった風潮が広まり、業界研究や自己理解といった基本的な準備が不足したまま、煽られるように就職活動を行う学生が増えています。 産業界では事業構造の変革とDX 化推進で採用職種に変化があり、また、売り手市場とはいえども大手有名企業の競争倍率は高く、準備不足の学生は空回りする悪循環に陥り、就職活動が長期化する傾向にあります。 就職活動・採用活動の早期化は進んでいますが、ごく一部を除き、大多数の企業は、早期採用枠だけで充足しているわけではありません。学業や留学、課外活動は長い人生において大きな糧になります。優先順位付けして落ち着いて就職活動に向き合うことが大切です。 このような状況下では保護者の皆さまによるサポートはとても大切です。現在の就職活動へのご理解、ご家庭での環境づくりが学生たちにとって何よりも大きな活力となるでしょう。

拓殖大学就職支援ガイドブック2025

保護者の皆さまに知っていただきたい3つのポイント

Keyword1:大学の就職支援を利用する
Keyword2:先輩たちの経験を知る
Keyword3:保護者は最も身近なアドバイザー

"就職"をとりまく環境と拓殖大学の取り組み

就職キャリアセンターと各学部がそれぞれの特色を活かし、普段から教員・職員が連携して、学生一人ひとりの希望や適性を把握し、理想の就職へと導きます。

Point 1: 教員と職員が連携した学生支援
Point 2: プロフェッショナルから学べる機会の提供     
    (優良企業を招いた説明会、インターンシップ情報など)
Point 3: 一人ひとりの個性に合わせたきめ細かいサポート

拓殖大学のキャリア支援

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企業の採用活動の動きと、本学の就職キャリア支援の流れ

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就職キャリアセンターの支援プログラムは、時期などを変更する可能性があります。

拓殖大学の就職支援プログラム

学生が納得できる就職活動を行うために、時代に合わせて改良しつつ、年間約70種類のプログラムを用意しています 。(プログラムを一部下記に抜粋)

①就職活動の準備
・就職ガイダンス
・相談員による個別相談

②業界・企業・職種研究
・図書館データベースの活用
・業界研究セミナー
・若手卒業生と内定者との就職交流会
・合同企業研究会

③筆記試験対策
・SPIテスト
・Webテスト対策プログラム

④採用試験のための面接等実践対策
・就職合宿セミナー
・模擬面接
・就活マナー実践トレーニング
・グループディスカッション実践トレーニング
・学生アドバイザーによる就職相談会

インターンシップ

拓殖大学では、以前からインターンシップに着目し、数多くの企業や自治体からの協力を得て、様々な業務を通して貴重な就業体験の機会を提供しています。

インターンシップの参加について

近年、採用の早期化・多様化や就活ナビサイトの過剰な煽りにより、インターンシップへ参加する学生が多くなっています。しかし、むやみに参加するのではなく、目的を持って参加することが大事です。「なぜ、この企業・業界のインターンシップに参加するのか」、「今後の就職活動にどう活かしたいのか」を、しっかり考えましょう。

インターンシップの意義

①「働く」ことの異議を学び、将来のキャリア形成への理解を深める
②企業とビジネスの仕組みを知る
③ビジネスマナーを学び、社会性を身につける

卒業生の就職先データ

卒業生の就職率と主な就職先

家庭での就職支援ポイント

就職活動を進める学生は、何気ない一言に傷つくこともあれば、逆に励まされることもあります。保護者の皆さまからよくある疑問も、「拓殖大学就職支援ガイドブック」にまとめましたので、サポートやアドバイスの際に参考にしてください。