社会で活躍する卒業生/JR東海

大学での勉強と部活の両立で培った知識・視点・意識、そして集中力。 そのどれもが仕事で役立っています。

プロフィール

工学部 機械システム工学科
2015年3月卒業

就職先

JR東海

もともと飛行機が好きで、最初は就職先も航空会社を志望していました。しかし、就職活動を進める中で、製造から整備まで日本の技術がすべて結集した新幹線に魅力を感じ、自分もぜひ携わりたいとこの会社に決めました。現在は車体センターで新幹線の車体のメンテナンス(検査・修繕)を行っています。作業をしつつ車体の構造を勉強しているのですが、新幹線の新しい知識がどんどん得られ、昨日気づけなかったことに今日気づくこともあり、毎日が新鮮です。お客さまの安全のためにあらゆる場面で注意を払う必要がありますが、機械システム工学科で学んだ知識や、多くの実習・実験を通して培われた「どこに気を遣い、何に注意しなければいけないか」という視点や考え方は、現場でとても役に立っています。また、大学時代はライフセービング部に所属し、毎年夏の間は海岸でパトロールや人命救助などの活動を行っていたのですが、その時に養われた安全に対する意識や人の役に立ちたいという気持ちも、現在の仕事に通じていると感じています。将来は、車輌開発に携わりたいと考えています。そのためには、これまで以上に勉強も経験も必要になります。考えれば気が遠くなりますが、大学の勉強とライフセービングの活動を両立させたタフさと集中力を活かして、夢を叶えたいと思っています。

拓殖大学をめざすみなさんへ

熱中できるものを見つけてください。
就職活動はもちろん、社会でも必ず役立つはずです。

学生時代に熱中できるものを見つけることをおすすめします。私の場合は、ライフセービングでしたが、その時の経験と共に過ごした仲間は今でも大きな財産になっています。充実した学生生活は就職活動でも大きなアピールポイントになります。正直、工学部の勉強との両立は大変でしたが、逆に授業では集中する癖もつき、今の仕事でも役立っています。